10.《ネタバレ》 なんじゃ、こりゃ!!っていうのが観た直後の率直な感想です。去年の早い時期から映画館で予告編がバンバンかかってたし、それ見る限りでは、自分好みで面白そうだなってずっと期待してたんですよ、この映画。年老いた老夫婦、痴呆症にかかっている妻、夫が必死で愛する彼女の記憶を取り戻そうと、献身的な看護の合間に、自分たちの若かった頃のなれそめを語る・・・、十歳の子供でも何となく結末が予想できちゃいそうな予告編ですよね、これ。もちろん予告編ですべてが語られるわけはないし、プラスαでもっと感動的なストーリーになるはずだって思って期待してたわけですよ、こっちは。(鑑賞中)・・・・。予告編そのまんま!何の「サプライズ」も「サスペンス」もなし。少しは気の利いた台詞や魅力的なキャラクターがいるならまだしも、過去の話はすべて型どおりの展開。身分違いの恋→親に反対→少しばかり悩んで距離を置こうとする→連絡が途絶える→ちょっと戦争に出掛けたり、病院でボランティアをしてみたりなんかする→新しい男があらわれ婚約→けじめをつけるために再会→やけぽっくいに火がつく→昔の男を選ぶ。こんな独善的で悲劇のヒロイン気分に陶酔している女に共感の余地全くなし!男からの手紙待つんなら、郵便受けの前でせめて一日でも、雨の日も嵐の日も待ちなさいよ、母親に責任転嫁にするじゃない!近年稀に見る腹黒ヒロインに腹立ちまくり。愛する息子の為に出演したジーナ・ローランズ、カッコよかった若い頃の姿が数秒映ることを条件に出演を承諾した(としか思えない)ジェームズ・ガーナー、あっけなく退場するサム・シェパード、皆さんこんな作品に出演されたのはお気の毒と言うしかない。最後に、アメリカ版の予告編、俺の大大大好きな「サイダーハウス・ルール」のテーマ曲をBGMに使うんじゃない!!(→でも久しぶりに正面切って批判出来る映画に出会えてちょっとウレシイ) 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-11-07 11:25:25) (良:1票)(笑:1票) |
9.《ネタバレ》 ○意外性のない恋愛もの。展開がベタベタで、悪くはないんだが、共感できるものがあまりなかった。○母も娘の邪魔ばかりしていたが、娘と同じ過去という安っぽいエピソードが残念。○ラストも二人同時に死ぬって。もう少し良い終わり方はなかったかな。さすがにやりすぎで醒める。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2018-01-15 15:14:15) |
8.《ネタバレ》 ※超絶ネタバレ注意! ラストがどうにも腑に落ちない。私達2人なら奇跡を起こせる?って、てっきり認知症を完治させるという意味だと思ってたら、同時に死ぬという事だったんですね?そりゃ確かに奇跡だわ。まだ全然寿命でもないでしょ?薬とか使った形跡もないし…。願うだけで死ねるもんなんですね! 【ヴレア】さん [インターネット(字幕)] 4点(2017-11-18 18:04:38) |
7.夫も子どももわからなくなるというくらいまで進んだ認知症の人が、このようなお話をふつうに理解し、さらにはたった五分でも記憶を取り戻すなどということはないんじゃないだろうか。また身分違いの恋が、こんなふうな展開になることもまずないんじゃないだろうか。そういう違和感が最初から最後までどうしてもぬぐえず、あまり楽しめなかった。ただ雨でずぶぬれになることで、上品な世界に身を置いていた自分を忘れる、という展開はリアルだった。 【小原一馬】さん [地上波(字幕)] 4点(2012-03-15 02:37:55) |
6.《ネタバレ》 年老いてからは確かな愛があったと感じるけど、若い頃はどうなのかな・・・? 【バムセ】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-01-28 19:40:14) |
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5.《ネタバレ》 いや、まあねぇ、「一途に相手を想い合う」とか「純愛を貫く」的な観点からするとかなり釈然としないものがありつつも、それなりにいいお話だとは思うんだけど、いくらなんでもあのエンディングはないだろう。。。 そこまでキレイにまとめちゃっちゃ、あなた。。。 あまりにもあざとすぎます。 「あー、所詮は作り話だわなぁ」と実感させられて一気にシラけてしまった。 「わずか5分の逢瀬の為に、彼は毎日一日を費やして同じ物語を何度も読み聞かせている」ってそれだけの方が圧倒的に切なくて、愛しい気持ちになりませんか??? 【とっすぃ】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-05-31 04:09:53) |
4.いい映画だとわ思うけど心に残るとかではなかったです。ありがちドラマっぽいですけど、少しはホロッとするシーンもあり普通に良い物語ですね。カップルむけと言えばそうなんですけど、夫婦で見た方がいいように思えます。ただ何かグズグズしていて途中ちょつと冷めたり、もっと面白い展開や感動を期待していた分少し残念でした。 【Ⅴ.I.ッKU-S】さん [映画館(字幕)] 4点(2005-05-19 22:55:58) |
3.《ネタバレ》 若き日のアリーとノアがもっと魅力的な人物に描かれていたらラストの感動も大きかったのかもしれないけれど、ただのどこにでもいる小娘と若造という印象で、アリーとノアのキャラクターにしてもエピソードにしても惹かれるものが全く無いまま昔話を長々と聞かせられて私としては疲れるだけだった。ジーンと静かな感動のあるラストではあったけれど、気持ちが乗りきれないまま迎えたラストだったので感動も半減。恋人同士であのラストを観たら、いいかもです。 【civi】さん 4点(2005-02-25 22:39:50) |
2.「感動するぞーっ!」と思って観たんですが感動出来ませんでした。 【たま】さん 4点(2005-02-19 00:17:36) |
1.《ネタバレ》 冒頭、いきなり主人公が物語を読み始めたので、「あ、これはまずいな・・・」と思っていたら、その悪い予感は当たってしまった。この2人の人生の経過を想起するならば、アルツハイマーによって失われる妻の記憶、それに対する夫の葛藤と焦り、そして物語を読もうと決意するに至るまでの夫の心情の推移といったものが、まず何をおいても重要なのではないだろうか。この映画では、その部分が、すべて綺麗さっぱりと落とされているのだ。つまり、まず、物語を読み聞かせるという設定先にありきの世界になっていて、それに至るまでの必然性が何も説明されていないのである。また、要の役のジーナ・ローランズは、血色も恰幅も(・・・)やたら良い上に、目もしっかり輝いていれば会話も普通に可能であり、少しもアルツハイマーに見えず、明らかなキャスティングミス。ジョアン・アレンの気品ある的確な演技が救いだった。 【Olias】さん [映画館(字幕)] 4点(2005-02-06 21:20:12) |