5.《ネタバレ》 率直な映画の感想としては、インタビュー映像が大半の為、どうしても単調で眠気を誘う。ドキュメンタリー映画だからしょうがないのかもしれないけど、もう少し映画としてつくってほしかった。結局のところ、うつ病の人が回りにいたら、『しっかり話を聞いてあげて、自殺させないようにしましょう』と言いたいばかりのつくり。たしかに言いたいことはわかるのだが、結局のところどうしたらいいのかが不鮮明。ただの自殺の名所の宣伝としか思えない。
その中でも印象に残っているのは、息子が自殺するのがわかっているのに、意思が固いため、あきらめてしまっていて『息子はもう帰ってこない』と発言する両親。背景はどうだかしらないが、無責任な発言に怒りと悲しさを感じた。
あとは最後の背面飛び込み。この人だけは全編を通して、インタビューがされていただけに、インパクトは強烈。
みなさん、自殺はやめましょう!