4.《ネタバレ》 原作が翻訳されてすぐ読みまして、このたび映画を見ました。
映像化しないほうがよかったのでは・・・・。
小説で読んでると、繊細な世界観にはまれますが、映像で見せられると、つじつまの合わないことばっかりなのではあ?って感じになってしまいます。
そもそも臓器を健康な人間から「採る」ことが合法なんだったらクローンなんかつくる必要がないし。
(クローンを作ってわざわざ育てるんだったら清水玲子のマンガのようにセレブが自分のクローンを作って隠しておく方がありそう。拒否反応がないわけだし)
臓器提供が目的の人間だったら臓器何回にも分けて2.3個とっておわりどころかついでに全部とれるものは取っとくんじゃないかなー。
それとか、やぶれかぶれになった提供者が事件起こしたりしないのかなあとか。
というようなことが人間が演じているとうかんできてしまって、本当に嘘っぽい話としか見れなくなります。イギリスっぽい青みを帯びたグレーの海辺の風景とか、学校の雰囲気とかはすごくいいんですが、
キーラ・ナイトレイのいじわるそーな感じがおもしろかった。