1.《ネタバレ》 「エンターテナーな神父さんが良心に従ってインチキ・エクソシストのドキュメンタリー映画を撮る」で、つかみはOK!
中盤「ミイラ取りがミイラに」で、神父さんオロオロ、観客ゲキを飛ばす&引き込まれる。
そして「やっぱり悪魔なんていなかったね」と安心した所に、嘘発覚‥‥もしや?!
ラストは「ローズマリーの赤ちゃん」(古い…)。
悪くないんですが、ラストのオチと終わり方が弱いのが不満。
結局、おとーさんが一番正しかったね、神父さんは最後信仰心に目覚めて本物の神父になれてよかったね(死んじゃうけど)、少女は町ぐるみの悪魔信仰の生贄だったね、お兄ちゃんも悪魔の仲間だったね、で終わっちゃった。脚本通りなんだろうけど、なんだか消化不良なのは、見せ方がイマイチなのかも?もうひと捻り、ふた捻り欲しかった。あと、少女の悪魔憑きがあまり怖くなかったです。背中がU字になっても別に、なぁ…「エミリー・ローズ」の方が100倍怖かった。そこら辺の演技力不足、演出力不足が大きいですが、主役のエンターテナー神父さんはよかったです。