1.予想外のどんでん返しな結末を期待したら、まったく裏切られました。
「そういう作品だと思い込んだお前が悪いんだろう」なんて言われるかもしれませんが、そもそも「信じたら、騙される」「罠だらけのクライム・サスペンス」なんてキャッチコピーが並んでいるんだから無理もありません。
サスペンス、青春ラブストーリー、コメディと色々な要素を混ぜ込んで、すべてが中途半端。
どうせならルパン三世並みのぶっ飛んだドタバタアクションコメディにすれば、ボーッとしたキアヌ・リーブスとのコントラストが際立って面白かったのではないかと思います。
これがキアヌ・リーブスの駆け出しのころの作品というなら納得できそうですが、ここまで大物となった彼を使って21世紀にこの程度のストーリーは「なし」でしょう。
ある意味、信じたら本当に騙されちゃいましたよ。これ。