1.《ネタバレ》 これ、TVの2時間サスペンスドラマでした。犯人、その母親、もう一人の犯人登場と、想定範囲内の設定であり、ミステリーとして特筆すべき点はゼロ。「必ず貴方も騙される」というコピーがむなしくこだまする展開としょぼいラスト。途中で色々と思わせぶりな伏線や、観客をミスリードに誘うシーン等が見受けられたけど、結局伏線は未回収で、思わせぶりな演出は放置したまま一切説明なし。。。原作未読ですが、これの原作は傑作らしいので、結局は日本の脚本家や監督に面白く制作する力量が足りなかったということでしょうね。「火サス」の出来としては良いほうですが、映画にして劇場公開するほどのものではないですね。それから、いきなりのラストのあのお墓の場所はどこ?犯人に共感してしまったと思わせる「友へ捧げる・・・」も、それまでのドラマの展開から唐突すぎるし、だからどうした?お前はこれからそっちの側に行くのか?というのもよく分からない感じなので、あのシーンはいらないね。