1.《ネタバレ》 最初のうちは19世紀のクラシックな風景にゾンビ、ていうのが目新しかったんですが。草原や森林といったアメリカの大自然の中に見え隠れするゾンビって斬新だなあと。
でも喜んでいたのは相方と出会うまで。アイザックの妹が登場するあたりから話はどんどん雑に進み、あっさり脱出&あっさり魔女と和解&銃創完治、そしてあっさりと免疫者が判明し、さらわれてまた取り戻す。はらはらも何もあったもんじゃありません。
主人公、息子の思いを叶うべく滝へ赴きます。ここはこの男の生きる証といいますか、このために生き抜いてきたようなものですから観てる側は当然彼の中のドラマの盛り上がりを期待すると思うのですが、あれっなんも無いのかい。これまたあっさり滝から帰還、あの滝って徒歩でちゃっちゃと行って帰ってこれる距離だったのか。しかも将軍らの襲撃が終わりたて、というご都合のよさ。色々ケチをつけるとまあキリの無い映画なんですが、主人公と将軍の人相がそっくりに見えるっていうのが一番参っちゃったかな。