1.《ネタバレ》 食料が潤う当時の先進国に対する痛烈な皮肉と将来への警鐘というメッセージを大いに感じました。
しかし、肝心の中身は退屈。
オッサン世代が食料が豊富だった時代を知らないということは、食糧難に陥って相当経っているはずですが、それほどの切迫感が描写されていませんでした。
随分前の作品なので仕方ないかもしれませんが、当時の町並みに「食糧がない」という設定だけを取って付けたような感じでした。
作品に華がないと思ったのか、これまた取って付けたような「家具」・・・この存在意義がよくわかりません。
また、これを鑑賞したのは「大どんでん返し映画22作品」で発表されていたからですが、サプライズはそれほどなく、正直言って「小どんでん返し」でした。
酷評並べましたが、最初に書いたメッセージを感じたので、かろうじてこの点数。