1.《ネタバレ》 ひたすら主人公が追われるという「逃亡者」的な単純な展開。物語も複雑に絡んでこないので何も考えずに見れますが、逆に工夫無く淡々と進んでいく脚本には何の妙味も感じなかった。この手のサスペンス風味の有る原作なのだから、もう少しシュールでミステリアスな構成はできなかったのだろうか?
この作品は最後のオチ(妻→自分のダブルどんでん返し)で勝負しています。ラストで実は“妻がクローン”というのには確かに驚いたのですが、その後の“実は自分が!”は正直不必要だったかも(妻でドッカーンの方が衝撃的だったのでは?)。
あと、これ“クローン”というより“人造人間”では?
さらに、序盤での処刑シーンですが、処刑前に心臓のレントゲンぐらい撮ってやれよ~。特殊な爆弾でレントゲンには映らないのでしょうか?