30.私は殺人は勿論嫌いです。でも、タランティーノ映画は好きです。幽霊の存在は信じていません。でも、「ゴースト・ニューヨークの幻」は好きです。何故ならそれは映画であり、ひとときの楽しさを与える娯楽であるから。でもこの映画は、「娯楽だから」で割り切れない。虐待や放置が大問題となっている今、センチなお涙頂戴映画で、「七歳児程度の知能しかなくても、子供を育てられる」といい切ってしまうのは、恐ろしい。例えばジム・ジェリダンの「マイ・レフトフット」の描き方と比べると、圧倒的にこの映画の監督の目は甘い。こんな表面だけのつくりで観客が感動すると思ったら、大間違いだ。・・・と散々書いておきながら、つい最期まで画面に釘付けになってしまったのは、ダコタ・ファニングの素晴らしさ! 絵本の中の女の子みたいに可愛くて、強くて、ちゃんと演技している。目の表情がクルクル変わって、愛しくなる。ショーン・ペンは勿論「上手いな」と唸らせる演技なんだけど、それを凌駕してしまうみずみずしさがあった。「名子役」で終わらずに、いい女優さんになってもらいたいです。 【ともとも】さん 4点(2003-12-11 01:13:54) (良:2票) |
29.基本的に主人公のひた向きさに対する周囲の変化がメインなのでしょうが、やはり知的障害者の純粋性となってしまっては、「いい話だ」と納得しかねる。 【カラバ侯爵】さん [DVD(吹替)] 4点(2007-12-05 05:59:53) (良:1票) |
28.《ネタバレ》 主人公をはじめ、それぞれの演技は大変素晴らしいと思うが、こんなふうに障害者を無理に美化した映画じゃなくて、実際の知的障害者を追ったドキュメンタリー映画でも作ってみればいい。 他の人が書いているように、いろいろ設定やストーリーがおかしい。無理がある。 映画だからいいじゃないと言われるけど、いかにも実話っぽく見せようとする意図なのか、終始わざとブレている映像があざとくて不愉快。 また、個人的にビートルズに興味がないので、BGMとか小ネタ使われても点数アップはなし。 ふだん障害者と接したりしない人がこれをみていろいろ考えさせられる、という点では評価。 それにしてもこの内容で二時間越えは長かった。 【mhiro】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2022-12-17 19:48:25) |
27.ショーンペンの演技力って底知れない。 それはわかる。が、何もジーンとくるシーンがない。 同情を求めるようなストーリーに狙い過ぎた感は否めない。 |
26.何の役をやらせてもうまいショーン・ペンと、とてもかわいい天才子役ダコタ・ファニングとなれば、悪い点数になりようがないのだが、ありえないような映画設定には腰が引ける。自分自身が生活するだけでも障害が多々ありそうなサムに、果たして乳幼児期の子どもを育てることができたであろうか。母親がいて7歳で離ればなれになったのならばともかく、乳飲み子の段階で逃げられたというならばその時点で問題なく施設預かりが現実というもの。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 4点(2012-08-17 14:28:33) |
25.《ネタバレ》 隣に住むアニーがまんまオノヨーコで笑った。 |
24.この映画は「知的障害者を純粋に描いている」以前に「知的障害者を単に脳が7歳のままの青年みたいに描いている」時点で間違っている。これじゃあ、「ジャック」における「人間の4倍成長する10歳の子供」と区別がつかない。知的障害者にも「人間能力」の中で普通の人と変わらない部分と苦手分野とするところがあり、さらに日常生活の衝撃に脳が過剰反応してパニックになるなど、映画と比べて健常者と変わらない点、および映画にはない知的障害者ならではの困難がある。勿論「個人差」もあるのでショーン・ペンの演じる人みたいな人もいるだろうが、少なくとも知的障害者が認知している世界は映画のように子供が見るような平和で美しいものではなく、「スターリングラード」や「戦場のピアニスト」に見るような、自分を守ってくれる秩序のない、いつ誰かにぶっ殺されるかもしれない恐ろしい世界だ。こんな世界で障害者は障害者なりの執念と防衛術、恐怖に対する自制心を持って24みたいな一日を送っている(これは知的障害を持つ妻から聞いた)。そこを追求して映画を作ってくれたら、障害者ネタは極太の感動大作にもファンタジーにもサスペンスにもなるのだ。それが許されないのは「差別」「偏見」という言葉が一人歩きしてしまっている結果なのだと思う。でも障害者にとって一番怖いのは差別ではなく、間違った知識を持たれること「そんな人いない」として扱われることだ。僕はこれからの障害者映画は「健常者社会との融合」「愛の感動作戦」以外にも様々な角度からその世界観を広げて行って欲しいと思うし、それは自分の事を分かってほしい障害者にも、当たり前にがんじがらめになっている健常者にも、そして何より映画という素晴らしい芸術作品に新しいフロンティアが出来る意味でも素晴らしいことだと思う。 【はち-ご=】さん [DVD(吹替)] 4点(2008-11-09 02:36:24) |
23.ショーンペン、ダコタファニングの演技はすごく良いのですが、ダコタファニングは演技が上手いからと言って演技させすぎてる感じがしました。途中親子愛の描写が薄れるのもマイナスだと思う。最後もそれでいいのかといった感じで感動できなかった。ただ、ビートルズの音楽は良かったです。あと、親子ものなら設定は違いますが「クレイマー、クレイマー」の方が好きです。 【TOSHI】さん [地上波(吹替)] 4点(2006-08-31 23:25:53) |
22.吹き替えのせいなんですかね。みんなおもしろいって言ってたけど面白くもなかったなぁ。 【アンダルシア】さん [地上波(吹替)] 4点(2006-02-01 06:28:09) |
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20.どうも、ベタベタすぎて好きになれない。子役も上手いんだけど、7歳にしてはしっかりしすぎてる感じ。ミッシェル・ファイファーはさすがに年とっても綺麗だね!ショーン・ペンはこれ位やるでしょう元々上手いし! 【みんてん】さん 4点(2004-06-07 16:42:30) |
【刹那主義】さん 4点(2004-04-10 01:17:05) |
18.思ったより面白くないのが印象的。演技もよくて感動できそうなのに出来ないもどかしさ…。現実味がなかったのかなぁ。 【はげねずみ】さん 4点(2004-02-08 03:27:39) |
17.いかにも狙ったかんがある映画。フォレストガンプについてもいえるが知的障害をもった主人公にした映画はどうも好きになれない。行動にイライラさせられる。そしてそれを知的障害だから許されるみたいな事になりさらにイライラ。ただダコタファニングの演技は見もの。これに4点です。 【とま】さん 4点(2004-01-24 09:55:52) |
16.そういゃあ私が嫌いなジャンルに、(難病もの、障害者、家族愛)がある。なぜなら、そのテーマだけで、感動ものと先入観が邪魔をしてしまうから。けど、映画に特に人間ドラマにこの三つは不可欠。ビートルズのカバー曲が楽しめるというのと、主人公の部屋がジョン・レノンのポスターで埋め尽くされてるってことで観た。それと、少女がよかったくらい。設定が感動ものなのに、リアリティがなく、脚本が無理やり。やはり、共感、感動できないのは、現実に回りに障害を持つ人がいないからか。いたとしたらよけい納得できない場面もあるし。そんなもんじゃないだろうって。ラストもあっけなかった。救いは、全く重くないこと。重さもリアルさで必要なんだけど。スターバックスファンの私は、その映像には喜んだが・・スタバの次は、ピザ屋に犬の散歩と、そんなに職があるのか!? 【アルメイダ】さん 4点(2003-12-07 13:13:34) |
15.こてこてですな。こういう話は嫌いなんですよ私とても。 【wlon】さん 4点(2003-12-02 11:43:33) |
14.設定があり得ない気がして入り込めなかった。 でもダコタちゃんがむっちゃ可愛いのと、スタバの雰囲気がおしゃれなこと、サムがいつも注文したときに言うせりふとかは好きです。 【ヒナ】さん 4点(2003-11-30 21:03:26) |
13.ショーンペンの熱意は伝わるが、ユーモアがシンプルすぎてちょっと恥ずかしい気持ちにさせられた。わざと大げさにやってるんだろうけど。それでも終盤はなかなか熱かった。女優のお二人はいいキャスティングだ。 【ぷりんぐるしゅ】さん 4点(2003-11-28 13:54:56) |
12.問題提起としては価値ある作品だと思う。が、知的障害者をバカにしてるような描写には腹が立った!仕事がら知能検査や障害者に接することがあるけど、7才程度ならもっと深みや学習能力があるように思う。子役は可愛い。 【さんた】さん 4点(2003-08-22 18:45:36) |
11.天才子役が泣かせるという割りには、あまり涙出ず。ショーン・ペンはクサい。 【KINKIN】さん 4点(2003-08-17 20:31:33) |