2.《ネタバレ》 気疲れする映画でした。舞台の評価も高い劇作だそうですが、私には理解不能。ひたすらがなりたてる妻と夫の応酬を延々見せられても退屈至極。挙句、妄想の息子まで出てきて、夫が殺しちゃう。もうゲップが出て来そう・・・。セリフもあんまり印象に残るものはなかったし。私にセンサーがないだけなんだろうけど、夫婦愛だの何だのとか考えるまでもなく、だから何なんだ?って感じ。こういうのを舞台にしろ映画にしろ、作品にする意義がよく分からない。ゼッフィレッリの自伝によると、この夫婦はプライベートでもこの映画のまんまだったらしい。・・・こんな夫婦ヤだ。こんなパートナーでも側にいてくれることが大事ってか? まあ、そういう意見もアリだろうけど、私なら孤独のほうがマシ。どうせ人間死んでいくときゃ独りだし。とにかく嫌悪感しか後に残らないスポイル映画でした。