2.《ネタバレ》 この監督の作品では「見ざる言わざる目撃者」のほうが面白い。
また借りて見てみよう・・
そうなんですよ。
この作品はそこそこは面白いんですがテンポが悪いから、
ただのドタバタ映画になっちゃってる。
切れがないというのかな。
アラン・アーキンのとぼけた演技が好きで観てみたのですが、
ピーター・フォークと掛け合いコメディをさせてるのに、
なんでこんなに切れがないのだろうか・・
だから個人的に厳しい点をつけました。
編集が悪いのかどうなのか・・
笑いのタメを伸ばしすぎで、
切って即次の展開に持っていくとかあるのですが・・
ラストはとてもよいと思うし音楽もいいんだけれど、
俳優がいいだけに残念です。
一見アホウのような役柄のアーキンですが、
実は普通にまともすぎるからおかしいだけなんですよね。
とぼけてるのではなく周りのバカとテンポが合わない。
そのバカたちに合わせてしまうと小ざかしく面白くない。
そこであくまでもわが道を行く普通のオッサンが天然で生きてくる。
メル・ブルックス風というより、メル・ブルックスのほうが面白いですよ。
アラン・アーキンはおとぼけ役がお得意なんですが、
「摩天楼を夢みて」あのエド・ハリスとの掛け合いがよかった。