蝿男の逆襲のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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蝿男の逆襲

[ハエオトコノギャクシュウ]
(恐怖のハエ人間(TV))
Return of the Fly
1959年上映時間:78分
平均点:4.00 / 10(Review 7人) (点数分布表示)
ホラーSFシリーズものモノクロ映画
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タイトル情報更新(2022-07-26)【イニシャルK】さん
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キャストヴィンセント・プライス(男優)フランソワ・デランブル
ブレット・ハルゼイ〔1933年生〕(男優)フィリップ
ジョン・サットン〔1908年生〕(男優)
音楽ポール・ソーテル
美術ジョセフ・キッシュ(セット装飾)
ウォルター・M・スコット(セット装飾)
その他ロイ・ウェッブ(指揮)(ノン・クレジット)
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2.《ネタバレ》 むかし怪獣図鑑などで慣れ親しんだハエ男の写真(ヴィンセント・プライスと一緒に映っている)は、前作ではなくこの続編の方だということがわかった。より本物に近いようだが頭がでかすぎて、中の人が大変そうな感じに見えている。
内容に関しては、古い映画のためか浮ついたところがなく真面目に見える。当初は陰謀含みのサスペンス調かと思ったが、結果的にはそれほど大した話に発展するわけでもなく、要はモンスターに殺される悪人を準備するための設定だったと思われる。
また物質転送機については前回と同じ構造だろうが、今回は転送の過程を分解と再生の二段階に分けて説明しており、これは原作に出ていたような、時間差をつけての融合をやってみせるためのことだと思われる。しかし基本的には“前回やり残したことをやってみました”というだけの内容であり、それも何の工夫もなしに同じ過程を再度行うのではさすがに考えが足りない。さらに本来は人類史に残るはずの偉大な発明の成果が、今回はただの化物製造機にしかなっていないのは情けない。

ところでハエ男が生成してしまった後の、人間としての意識の所在が前回と異なっているのは新しい趣向である。今回はハエ男が明らかにモンスター扱いになっており、相手が悪人とはいえ劇中で二人も惨殺しているが、頭が完全にハエだったのなら主人公が道義的な負い目を感じなくて済むことになり、これはハッピーエンドのためには都合がいい。この点はリメイク版より配慮が行き届いていると感じられる。
一方で、ハエにならなかった右手だけが人間としての情を示していたりするのは微妙な表現である。今回はヒロイン役が若い独身女性のため美女と野獣的な人員配置になり、美女の寝室にハエ男が忍んでいくなどという場面もあったりするが、これほど衝撃的な事件をものともせずに最後は若い男女がめでたく結ばれるという能天気な結末は、後のリメイク版の先駆けかとも思われる。

なお劇中の悪人(悪徳業者)の本業が葬儀屋だったのを見ると、北米にも「おくりびと」的な偏見があったのではないかと疑われる。
かっぱ堰さん [DVD(字幕)] 4点(2014-01-27 20:48:57)
1.《ネタバレ》 モントリオールを恐怖のどん底に陥れるような作品を勝手に期待していたせいか、この作品には肩透かしを食らいました。

今回は転送装置も主人公も無事に生還できたので、生物を転送するという無茶さえ避ければ、この装置で物流革命を起こせますね。彼ら。

明らかにオーバーテクノロジーですけど。
aksweetさん [DVD(字幕)] 4点(2009-07-09 09:36:36)
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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 4.00点
000.00%
100.00%
2114.29%
3114.29%
4228.57%
5342.86%
600.00%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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