1.う~ん、正直、オトコによる男のための映画って感じで、好きじゃない。現実には女に幻滅しているくせに幻想を棄てきれないロマンチックな(もっといえばオメデタイ)男性が絶滅していない証拠でしょうな、こういう作品が生まれるのは。現実的かつ男に幻想も抱いていない女の私から言わせてもらえば、「一目で心奪われる」なら、クロチルドはもっと万人が認める色気のある妖艶な美女を配して欲しかった。骨ばった顔と身体のローレン・ハットンじゃ・・・。ま、好みの問題なんですけど。全編覆う陰鬱な感じや気だるさも、オトコのロマンティシズム全開な感じでイヤ。あ~、ハイハイ、って言いたくなっちゃった。お好きな方、ゴメンナサイ。