6.《ネタバレ》 まあ・・・予想通りの映画でした。予想通り過ぎて自分的に鑑賞中のテンションのテンポアップがなかったので、標準の5点から1点引いて4点ということで。
でもこういうのが予想通りなのって、今までにそういう類の映画がたくさんあったってことですよね。たくさんあったということはそれがフィーバーしてた時代があったということだし。こういう映画を観てスッキリして家路についた人は多いのかな、などと往事を想ってみたり。
ただやっぱり私の世代(というほど年いってませんけど)の人達は、自分で観るのはもちろん、金曜ロードショーや日曜洋画劇場などで散々この手のアクション映画を観てきてるので、改めて観ると展開が読めすぎて面白くありません。でも今は客の期待を土壇場で裏切るような演出が流行ってきてるし、もう10年もしたら今度はそういうのにうんざりする世代とか出てくるのかも知れませんね(てかひょっとしたらもう・・・?)
キャストや役の魅力について言えば、Chris Tuckerははっきり言ってキィキィうるさい。それを売りにしてるんだろうけど、あれはストレス溜まる。日本語吹き替えはどうだったか知りませんけどね。この映画で素晴らしい味を出してたのはフランクリンの幼なじみで武器と薬の売人のアロンでしたね。スタジアムの登場シーンなんか最高でした!ああいう渋いことをしてちゃんとキマる俳優がもっともっと出てきてほしいと思いますね。