1.《ネタバレ》 一連のソリッドシチュエーションスリラーの形式を取ってはいるが、犯人の行動に説得力がなく、単なる暴力好きな男による快楽殺人の羅列になってしまっている。ゲーム参加者(被害者)たちに生き残る術を残しているように見えて、その実結局死ぬしかなく内容が面白くないので、観る者がその状況に引き込まれないのが致命的。スリラーというよりはスプラッターホラーといった体でドキドキ感がない。また、舞台となる廃工場内のセッティングが穴だらけで、いらいらする。SAWなどのように緻密な計算などしておらず、カメラの位置も丸わかりなので、最後にはカメラを壊されてしまう。全体的にいま3くらいかな。