17.《ネタバレ》 この映画はさんざん語られたこともあって大体の概要は知っていたのだが、1時間24分の映画で冒頭18分までがパーティーシーンだとは思わなかった(笑)。全編通じて画面がずっと手持ちカメラで揺れ続けるため実際の時間よりずっと長く感じる。体感3時間。 カメラワーク、というかカメラ持ち(?)の天才JJエイブラムスがどこまで現場に関わったのかは知らないが、そのカメラの絵だけで劇場映画1本作ってしまう発想は凄い。編集には流石にあざとさはあるが上手いのは間違いない。突っ込みどころもないわけではないが「現場のリアリティ」でとことん押し切る。 その「リアリティ」だが、もし現実世界に本当に怪獣が現れたら?という初代ゴジラ的視点は面白いのだが、その怪獣があれか?あのサイズの物体があんなスピードで動くか?その体があんな細っちょろいのか?おまけに声からして人間ぽいぞ。 いまだ解き明かされていない深海の世界、その底に眠っていた巨大生物が急に目覚めて地上に突進してしまう、という設定はもしかしたら本当にあるかもと思わせるのに、まず怪獣の造形で台無し。そしてこいつは人間をじーっと見据えてグワーと喰いに来るし、おまけに子怪獣ばらまいて陰湿に襲いに来るとか、大怪獣のくせにやることがせこい。 評価できる点は役者の演技と汚し表現。登場人物は状況に合わせてホコリまみれで髪や顔がベタベタ、服は破れるし血はにじむ。ほんと最近これやらない映画多すぎだよ。 そしてもう一つ評価できるのはサウンドで、BGMなし!これは思い切ったね。おかげで劇中一切気が休まらない。だから長く感じるというのはあるが、緊張感と雰囲気のリアリティは持続する。 そしてエンドロールではじめて音楽を流すのだが・・・残念ながらその曲がとんでもなくひどい。伊福部昭オマージュかなんだか知らないが、やたら大げさで扇情的。この曲を高く評価している人が多いのに驚くが、純粋に楽曲としてレベルが低いと思う。正直もう少し高い点数付けようと思っていたのが最後のクソ曲で一気に気分が引きずり落とされた。 【tubird】さん [インターネット(字幕)] 4点(2023-07-20 10:15:31) |
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15.内容はよかったのですが、映像が酔いそうでした。部分的に取り入れるのいいが、最初から最後まではつらい。臨場感はあるんですが・・・ 【たこちゅう】さん [DVD(字幕)] 4点(2010-12-15 00:46:17) |
14.《ネタバレ》 「ブレアウィッチプロジェクト」を知らない人が観たら、「ブレア~」を観た時の新たな手法の驚きと同じ驚きを感じるでしょうが、所詮「ブレア~」の怪獣版二番煎じ。「ブレア~」と同様に、手振れで見ずらい代わりに、臨場感があり、怪獣に襲われるということはこんな感じかという擬似体験ができるので、一度は観ても損はないかも。ただ、それだけの映画で、見世物小屋的映画なので、別にそんな体験はに興味は無いと言う人にはお薦めできないし、そんな体験を何度もしたい人でなければ二度以上観る気にもならない。また、観終わってチョッと醒めると、何でサッサと逃げずにそんな危険な行動ばかり取るのかの理由が甘く、ビデオを撮らなきゃ話しにならないからなのさというご都合主義が見え透いてウンザリする。 【ダルコダヒルコ】さん [DVD(字幕)] 4点(2009-10-13 01:49:53) |
13.《ネタバレ》 最近のビデオカメラは手ぶれ補正がついてるのではないのか?ひたすらぶれまくりで常時イライラしっぱなし。それをぐっと我慢して最後まで観るもののスッキリしない終わり方。結局街ごと破壊して完了というオチで良いのかな?街が破壊されてもビデオカメラは破壊されず。手ぶれ補正機能は劣るものの耐久性は抜群のビデオカメラで撮られたドキュメンタリータッチの映画です。 【いっちぃ】さん [DVD(字幕)] 4点(2009-08-10 21:24:58) |
12.× ・とにかくブレがきつすぎ、弱い人は完全NG、オマケに音響がキツイ ・映像はとてもリアルだったがストーリーはちと理不尽だった ・いろんな意味で他にもっとなんか良い方法があったんではないかと思わせる ・出てくるモンスターの大きさがたびたび違うように思えてわからなかった ・時間の経過もよくわからなかったハンディーカメラの電池の寿命が長いぞ! ・訳:戸田奈津子 ○ ・いろいろナゾを多く残して終わってしまったが、 あくまでもハンディーカメラで見たニューヨーク市民の視点だけで 捕らえているのでこれはこれでよく出来ていると思った。 (変に説明係のような役まわりの人間がいなくてリアルな展開になっていると言う事) ・あのようなパニック状態になった時の人間の心理を上手く演じ、 表現できていたと思う。 ・モンスターが人間を食べると言う発想は初心に戻った感じ これはこれで面白くて恐怖があった。 ・広義に観るとラブストーリーも混じっていてそれなりの エンターテイメントに仕上がっている 【はぶじ】さん [映画館(字幕)] 4点(2009-07-25 15:26:43) |
11.《ネタバレ》 何となく中途半端な印象。映像に臨場感がありすぎるせいか、ヘリ墜落からの生還、怪獣のドアップ等の娯楽性が妙に白々しく感じてしまった。この演出だからこそ、嘘臭いストーリー性は持たせずに、記録映像としてのリアリティーに徹すれば良かったのに・・・。それじゃ映画と呼べなくなるのかな?「一般人は突如訪れた大災害を前に、情報もなく唯ひたすら逃げまどうしかない・・・」スピルバーグの『宇宙戦争』で感じた絶望的な恐怖を疑似体験させて欲しかった。 【マイルド】さん [DVD(字幕)] 4点(2009-01-07 04:30:49) |
10.《ネタバレ》 ウーンよくわからん!あのカメラのゆれは勘弁してほしい。 【ポテト】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-12-26 20:39:01) |
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9.《ネタバレ》 素人ビデオ撮影の下手さを演出し過ぎで、わざとらしい手ブレが鬱陶しく感じました。危険な状況にも関わらずビデオカメラをまわし続けるわりに、怪物をしっかり映さず、同行の人間にカメラを向けるなど、観客のじらし方も少々イライラしました。二重撮りのテープという演出がブレアウィッチとの作りの違いだなと感じます。ラストに出て来る前撮りした過去の映像の中で、観覧車から見える空と海に要注意ですが、それを見落とさなかったとして謎が解決するわけではありません。作品の所々に出て来る過去の映像にも何か仕掛けがあるのか気になりましたが、手ブレ酔いに耐えてまで見直す気にはなれませんでした。ヘリ落下のシーンは、わりと引き込まれました。「クローバーフィールド」とは制作会社のある街に存在する道路の名前らしいですが、四葉のクローバーを考えると「突然変異の発生するフィールド」とか「幸福を探すフィールド」とか意味付けできなくもない気はします。同制作者の『LOST』の奇想天外な展開もタイトルの付け方も好きなので、続編で驚かせてくれたらと思います。 【だみお】さん [DVD(吹替)] 4点(2008-12-11 07:34:23) |
8.《ネタバレ》 幼少の頃、ありとあらゆる乗り物酔いを経験してきた自分だが、こういうものは何故か普通に見れる。無視され続けいわゆる雑魚キャラのハッドが、何かいいところを見せようとしたのか記録というものに意義を見出したのか不明だが、彼のキャラは結構好きだ。そんな彼が想いをよせるマリーナも目立たないが好き。二人がやられて、自分にとってウザキャラの二人が最後まで生き残るのがウザい。映画としてはパニックものによくある人間同士の対立がなく、臨場感のみで他に見るものはなく、途中で飽きてしまった。パニック映画のレギュラーでいつもの様にいつもの仕事をした自由の女神様に免じて4点。 【オニール大佐】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-12-09 16:29:27) |
7.酔った…家庭用の小さいテレビ画面で見たのに、これだけ酔うとは…。劇場でブレアウィッチを観た時と同じくらい酔った。エンドロールを除けばほんの70数分の映画だが、物足りなさよりもやっと終わって開放されたという気分。ハンディカムで撮影したというリアリティを出すためとは言え、立ち止まってるシーンまでグラグラ揺れ続けるのはあんまりだ。ちゃんと作ればもっと面白い映画になったと思う。とは言っても大したストーリーがあるわけでもなく、ひたすら走り回るだけ。撮影者も騒ぎ過ぎ。自分的には非お勧め映画だが、化け物はちゃんと作ってあったし、手間隙かけてあるのは良く分かった。何とも勿体無いという意味で5マイナス1で4点。 【にしきの】さん [DVD(吹替)] 4点(2008-11-18 12:28:34) |
6.《ネタバレ》 ニューヨークの平和な日々にモンスターがやってきて街を破壊する。逃げ惑う人々、その中の1人がハンディーカメラをまわし続けていた。って事ですね。 私は面白く思えませんでしたが、一緒に見た1人は面白かった。と言っていましたので評価は分かれるのでしょう。 【東京ロッキー】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-11-07 16:20:51) |
5.なすすべもない民間人側から描いた怪獣モノ。そこには魅力的な主人公も戦う手段も存在しないというアプローチ自体は良いが、エンターテイメント性も薄く、退屈気味であまり内容にひきこまれない。 手持ちカメラのドキュメントタッチで進むが、あまりにも酷い手ぶれっぷりに目がとにかく疲れてげんなり。何が起こってるのかよくわからない。恐怖を煽りたい演出なんだろうが、怪物はやはりテレビゲーム的でさほど怖くない。90分もない短さは潔いが、劇場で観た人はだいぶ消化不良なんじゃ・・・。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-09-14 13:40:08) |
4.《ネタバレ》 最後までパニック、悲鳴続き。全く予備知識なしで見れば斬新なスタイルともいえるでしょうが、特に人間ドラマやオチがあるわけでもないため、あ、終わったのかという感じです。あと、やっぱり眼が疲れました。 【NEWかるび】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-09-07 13:59:08) |
3.みなさん絶賛のこの映画で、テレビ等で自由の女神の頭がごろごろ してくるシーンを繰り返し見せられた日には、私もすっかりその モードに入ってかなり期待してみたのがよくなかったかもしれません。 結論から言うと、私的には 「だめ」でした。 まず状況がよくわからないし、なぜそこまでして..一人で行けばとか 序盤のパーティの無意味な気長さとか...。不死身だなとか。 いろいろだめでした 【K2N2M2】さん [DVD(吹替)] 4点(2008-05-06 07:40:19) |
2.《ネタバレ》 具合悪い。。。ビデオカメラの撮影映像を見せられることで、当事者(撮影者)と同化し、それにより得られる効果は確かに幾つかあった。モンスターの造形もなかなかよかった。しかし、1時間以上もあのブレブレの画面を見せられるのは苦痛を通り越して最後には怒りに変わり、手ぶれしすぎや!ドアホウ!!と撮影者に思わず毒づいてしまう。実験的作品ていうけど何の実験?アトラクションムービーていうけど1時間以上も同じアトラクションに参加しないから普通。 【リニア】さん [映画館(字幕)] 4点(2008-05-01 22:35:51) |
1.《ネタバレ》 一言で言えば怪獣映画に出てくる一般人視点のホームビデオでの実況中継です。ただ斬新さは感じなかったです。理由を挙げますが・・・■お約束と言ってしまえばそれまでなのですが極限状態でカメラマンの彼のような人が「恋人を助けに戻る」と言ってる友人に着いて行くでしょうか?主人公達の「理不尽な行動」「理不尽な選択」が既存の量産されてるパニック映画を鑑賞時に感じるフラストレーションをそのまま踏襲していたので手持ちカメラの映像と言う「斬新」さはあっても本質的には「お約束」であると感じました。■所謂「死亡フラグ」や「オチ」「暗視装置のシーン」あど「お約束」の連発であり本質的には目新しい事は特にしてない映画だと思います。☆重箱の隅をつつく様なレビューになってしまいましたが以上のポイントからどっかで見たことがある映画の繋ぎ合わせ感が拭えなかったです。 【AIRS】さん [映画館(字幕)] 4点(2008-04-27 15:45:22) |