7.《ネタバレ》 続編が作られる映画というのはだいたい面白いのが相場なのですが、いやこれはダメでしょ。
そもそも22年間ずっと昼だという惑星に懐中電灯の光くらいで怖がって寄ってこないような生物が存在するわけないだろ、ってところですでに「えー」って感じなわけでその舞台設定がアホ丸出し。
設定がそんなレベルだから当然そのストーリーもいちいちご都合主義で失笑するレベルなわけです。
たとえば、みんなで電池を引きずっていこうのコーナーで、突如としてキレて暗闇に向かって走り出す古物商。
おかげで皆の照明が消えて危機に陥っちゃうわけですが、いくらなんでもあの状況でどんなにキレたって暗闇に走っていくアホはいないでしょ。
ご都合主義にしてもひどすぎます。
たとえばパート2、雨ふってきて避難した洞窟から駐屯基地までの往復の道筋が何往復かされるわけですが、なぜか毎回難易度が違いすぎます
なぜ一人で重い電池しょってえっちらおっちら歩いたときや、光る虫を入れただけの瓶をもった女性が一人で移動するときには無事なのに、ある程度明かりをもって4人で移動するときにはピンチに陥るのか。
どこもかしこもそんな感じのご都合主義展開が多すぎて観ててもただただしらけるだけ。
まぁしょせんC級娯楽映画にすぎないわけだから細かい事を言うなよ、ってとこなのかもしれませんが、その割に続編が作られたりそれなりに面白いという人がいるのがどうにもこうにも解せませ
同じような製作レベルの映画でも例えばエイリアンが映画史に残る傑作になったようなものもあるわけで、低予算のしょーもない映画であってもちゃんとした物を作る義務ってのはあると思います。