1.《ネタバレ》 冒頭、毛皮を身にまとい、狩りをしたり木の実を取ったりしたりして暮らす石器人のような人々。
恐竜は登場しないまでも、「恐竜100万年」や「おかしなおかしな石器人」のようなラインにある作品か?
それともジャック・ブラックの映画なのでそれらをちょっとお下劣にしたような感じか?と思って見始めたのですがさにあらず。
禁断の実を食べたJBとその相棒が村を追われて以降、旧約聖書の登場人物や地名などが次々と出てきます。
「ジャック・ブラック、旧約聖書の世界を冒険する」といったところでしょうか。
JBの映画なので聖書が分かってないと難解であるとか、そんな雰囲気は全くありません。
分かっていると、思わぬ奥の深いギャグがあったりするのかもしれませんけどね。
それでもやたら勢いがあるJBと彼の勢いに振り回される相棒、そんないつものJB映画でお馴染みの楽しさも十分にあります。
ただ、旧約聖書という本作の世界観とJBのいつものノリ、相性はあまり良くなかったと思います。