2.《ネタバレ》 典型的な「娯楽だけ作品」だと思います。劇場で観ていたら違った感慨があったのかも知れないけど、CS録画で観るとチト退屈でした。
ストーリーは93年版と似通っていました。リメイクという位置付けなのかな? というか、デュマの原作を読んだのが40年近く前なので、93年版の位置付けも良く分かっていない。
三銃士プラスワンの活躍はどうってことないです。93年版には無い「発言を許してもらえない下男」とか出番が増えた王妃侍女が少し楽しめました。
そんな中で印象に残ったシーンがひとつ。一見、馬鹿っぽく見える王妃が枢機卿に「あなたですね、分かっています」とプレッシャーを掛けるシーン。ここだけは妙にシリアスでドラマチックでした。このシーン以外は1年後には忘れていると思います。