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ちゃんと伝える

[チャントツタエル]
2009年上映時間:108分
平均点:4.83 / 10(Review 12人) (点数分布表示)
公開開始日(2009-08-22)
ドラマ
新規登録(2011-12-13)【eureka】さん
タイトル情報更新(2016-07-11)【DAIMETAL】さん
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監督園子温
キャストAKIRA(男優)北史郎
伊藤歩(女優)中川陽子
奥田瑛二(男優)北徹二
高橋恵子(女優)北いずみ
高岡蒼甫(男優)田村圭太
でんでん(男優)田中先生
吹越満(男優)渡辺先生
満島ひかり(女優)
笠原秀幸(男優)
脚本園子温
配給ギャガ・コミュニケーションズ
編集伊藤潤一
その他IMAGICA(現像)
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2.《ネタバレ》  映画の最後にて表示されるメッセージから、本作が監督の実父に捧げられた品である事が分かります。

 そういった経緯を踏まえて考えると、とても真面目に作られていた事には納得なのですが、園子温監督特有の力強い魅力が伝わって来なかったのは、何とも寂しいですね。
 役者さんの演技に関しても、妙にわざとらしく感じられたりして、残念。

 「余命幾ばくも無い父との別れを惜しんでいたら、実は自分の方が重度のガンであった」という設定は面白いのですが、今一つ効果的に作用していないようにも思えました。
 結局、主人公の死までは描いていないし「ヒロインがプロポーズを受け入れてくれる事」くらいにしか影響が窺えません。
 それにしたって、彼女に関しては「理想の恋人」以外の個性が窺えなかったりするものだから、短命なのを承知で結婚してくれても、それが当然の流れであるように思えてしまい、観ていて感情が揺さ振られないのです。

 また、全体の流れを眺めてみても「父親の死と、約束の釣り」という泣かせ所の後に「主人公がガンである事を恋人に告白する」という泣かせ所が続いて、観ていて疲れてしまう形であり、しかも明らかに前者の方に比重を置いた構成だったりするものだから、どうにもチグハグな印象。

 良かった部分としては、劇中の音楽が挙げられますね。
 静かな旋律の中に、優しさを感じられます。
 主人公の母を、いつも病院まで送り迎えする形となり、すっかり顔見知りになっていたバス運転手が、無人のバス停を見つめて、寂しそうにバスのドアを閉じるシーンなんかも印象的。

 監督さんの力量は確かでしょうし「こういうタイプの映画も撮れるのか」と感心させられる気持ちはあったのですが、それが感動にまで繋がらなかった事が、寂しく思えてしまう一品でした。
ゆきさん [DVD(邦画)] 4点(2016-07-27 05:55:55)
1.《ネタバレ》 家族が癌だと知らされた時・・まっさきに口に出たのは「手術をすれば助かりますかっ?」だった。
主人公の男は医師に何も聞かず受け入れてる。
主人公の婚約者の女も、何の癌?とも聞かず受け入れてる。
映画的にはそのほうがたんたんときれいなんだろうけど、実際はそんなもんじゃないでしょう。
雰囲気重視の現実味皆無の映画。
木村家の娘さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2014-04-11 22:15:11)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 12人
平均点数 4.83点
000.00%
118.33%
200.00%
3325.00%
4216.67%
518.33%
6216.67%
7216.67%
800.00%
918.33%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 8.00点 Review1人
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