7.1977年の外国映画興行成績1位の作品。
キングコングをまったく知らないという人もいないだろうが、
リメイク版のこちらはいかにも手作り感一杯で、
コングの表情や何とか迫力を出そうとした苦労のあとが窺える。
内容の方は取り立てて目を見張るようなものはなく、普通の怪獣映画とほぼ同じような作り。
美女と野獣という構図は一応絵にはなるが、それだけでドラマを構成するのはやはり厳しい。
今さら設定を大幅変更しても意味がないように思えるし、
あくまでもお祭り的な映画ということで、鑑賞するのがベストだと思う。