1.『ナインハーフ』の脚本家が監督をしている官能的な作品。
どこか『エマニエル夫人』と似たソフトポルノで、女の内に秘められた欲望に目覚める系。
ホテル買収をめぐった駆け引きの中、エミリー(キャリー・オーティス)らはウィラー(ミッキー・ローク)に翻弄される。
ミステリアスなウィラーにエミリーが惹かれていくが、この二人の恋愛には共感できない。
ウィラーの女を弄ぶようなプレイボーイぶりが、気障で鼻につく。
ストーリーは後に残らず、ダイナマイトボディのキャリー・オーティスだけが見どころ。
キャリー・オーティスはこの映画の共演が縁で、ミッキー・ロークと結婚したそうな。
その数年後に離婚しているのもありがちなお話。