1.《ネタバレ》 出だしは良かったんだけどね。開始15分で魔女の家系に生まれたことの説明→旅立ち→いい人に出会う→部屋を貸してくれて宅配屋開業
とんとん拍子に事が進み、テンポが良すぎて飽きない。映像も飛ぶシーンの合成は微妙だが、何処か異国的な田舎の風景や自然が美しく、その後の展開に期待が高まる。
しかーし、ここから物語は段々と失速。全てが予定調和の中、ベタな展開が続く。もっと、目を見張るような飛翔シーンとか、心揺さぶられるドラマとか、そんなのを期待していた私の期待は尽く打ち砕かれる。トンボとの心温まる交流シーン位しか心に残らず、クライマックスに至っては何か凄い事が起こっているんだろうが全然入り込めず、歌手が出てきて突然唄いだしたりして完全に目が点点になった。監督が清水嵩だからいつホラーになるか、とも思ったけどそんなの全然無いし、凡作としかいいようがない出来。