1.《ネタバレ》 息子を誘拐されたシングルマザー役のハル・ベリー。母は強しというところを見せつける。
ほとんど警察の世話にならず、ハル・ベリー1人で事件を解決してしまうアクションサスペンス。
尺も短く途中まではテンポも良く、ずっと出ずっぱりのハル・ベリーを立ち止まらせません。
中盤以降、カーチェイスがひと段落して以降はトーンダウン。
警察は何をしている?というのもこの手の映画のお約束か。
誘拐犯の目的がさっぱり分からなかったのですが、
ラストで聞こえてくるラジオが国際的な誘拐組織を摘発と伝えている。
国際的な組織にしては犯人のおっさんも、おばちゃんもショボすぎるし
最後に出てくる共犯者もマヌケにもほどがある。
ストーリー的にも、作品的にも孤軍奮闘のハル・ベリーの頑張りが無ければ、
もっときつい作品になっていたと思います。