1.《ネタバレ》 う~ん、よかったのはリチャード・アッテンボローが見えたくらい・・
お話が閉鎖的なのでこれは逆に面白いかなぁと思って観てたのですが・・
限られた空間で限定された登場人物がどう演技するかという、
まあ場所は不時着した砂漠ですが舞台劇のような役者の演技が中心。
く・・暗いです。真剣に観てると実に真面目で暗いです(爆)
まあこの設定では仕方ないでしょうけれど、
砂漠が無人島に思えました。
ジェームズ・スチュワートをカラー映画で観たかったので借りたのですが、
もうこの時代になると白黒のときのイメージ(いや、若いから)はないです。
「スミス都へ行く」のときの無垢な疑いのない目はなかった(当たり前だ)
そして借りた作品も生死をかける男たちの人間ドラマなのでシリアス。
命がけの脱出劇といえば冒険ジャンルなのですが、
砂漠から出てゆけることこそ冒険なのでほとんどが砂漠の上。
壊れた航空機をどうやって飛ばせるのか?
それとも航空機をあきらめて砂漠をあてもなく歩くのか?
非常に簡単なストーリーなのですが脚本はよくできていますよ。
さてしかし、映画で見せられるとどうか・・
世にも不思議なアメージングストーリー的な感じもするので(ヒントはエポックさ)
ファンタジーなところも入れてほしかったと思います。