1.アイス・Tに刑事役をやらせたというのが、解る人には解るシャレになってます。邦画で無理矢理例えるなら安藤昇とか安部譲二が演歌歌手に転身した後、俳優になるようなもんです。←かなり無理がある(笑) 当事、乱発されたヒップホップ・ムービーはどれも同じようなモンで「ボーイズン・ザ・フッド」「ジュース」等、内容的に黒人貧困層の犯罪をテーマにしたのが多かった中で、本作が一番、娯楽に徹していて楽しめたのを覚えている。監督のマリオ・ヴァン・ピープルズもスパイク・リーと同じく人種差別に対して何らかのメッセージを持った映画を撮り続けているが、決定版と呼べるほどの作品にお目にかかれないのが残念。ウェズリー・スナイプス・・・芝居がいつもと同じです(涙)