1.これが「がんばっていきまっしょい」レベルの設定だったら、もう少し観れたとは思いますが、「あの」アメリカズ・カップにまんま「鳥人間コンテスト」レベルのチームで出場するという設定では、いくら何でもお話にならない。出場するだけでもお話にならないのに、決勝を戦うなんて以ての外。また、青春映画として見た場合も、登場人物の誰一人としてしっかり描けていないので、応援したり共感したりすることも出来ない。日本資本で製作しただけのことはある非常に緩い仕上がりでした(「ブルークラッシュ」に近いか)。ま、中々良かったレース・シーンの出来映えに+1点して、4点献上。