1.《ネタバレ》 バーブラの歌は素晴らしい。もうそれだけで10点あげたくなるし、「Don't Rain On My Parade」と「Funny Girl」は名曲だと思う。でも、それだけ。ジュディほど歌いまくるわけでもなし、アステアやケリーほど踊りまくるわけでもなし、ミュージカル映画としての密度は決して高くありません。バーブラ以外はほとんど目立たないワンマン映画としての限界がこの一本にあらわれています。人ひとりで2時間半ひっぱるのは無理、ということ。バーブラには悪いがこの点数しかつけられません。まことに残念な映画。