1.《ネタバレ》 ↓の【鱗歌】さんの感想、そのまんまです。この映画を見ると、やっぱJ・ギャグニーって悪人顔だよなぁ~って確認できます。ここでは、ギャグニー演じるギャングが民衆の敵として描かれていますが、結局は、ギャグニー以上の力を持ったギャングが街を牛耳っているラストで、何の解決にもなっていません。因果応報といいますか、自業自得といいますか……。ボスから金を取り立てろという指示を受けたギャグニーは「金を払わなければ好きなようにしろ」と言われたにも関わらず、「金を奪ったうえで、ボコボコにしてやりますぜ」というとんでもないヤツ。そんなギャグニーなんで、ああいうラストもいたしかたないのでしょうが、うーーむ……イマイチすっきりしないし、エンターテイメント性に欠ける作品ではあります。