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うめく排水管

[ウメクハイスイカン]
2004年上映時間:75分
平均点:4.00 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
公開開始日(2004-07-31)
ホラー漫画の映画化
新規登録(2004-08-06)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2024-11-03)【イニシャルK】さん
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監督及川中
キャスト栗原瞳(女優)姉 清水令奈
岩佐真悠子(女優)妹 清水真理
渋谷正次(男優)丸徳ポンプ社員 桑田
原作伊藤潤二
脚本及川中
編集及川中
あらすじ
令奈のことを8ミリで盗撮する、ストーカーの滑井君。ところが令奈は、どうも滑井君のことを嫌がっていないようなのだ。独特な映像や美しい音楽と共につづられる、とっても哀しい恋の物語。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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1.《ネタバレ》 冒頭から「新型のウイルス」の感染拡大が語られるので、そういうのは洒落にならないからもうやめろと言いたくなるが、別に2020年の事態に悪乗りしているわけではないので文句もいえない。劇中の潔癖症の人物が手洗いをする際に、指の間を洗っていたのはリアリティがなくはなかった。
しかしその潔癖症の人物が「歩くWHO」だとか、そのWHOが「国境なきヒーローたちの団体」などと無責任に宣伝するのは世界を欺いて破滅させようとでもいう意図なのか。この映画自体が、表側のきれいなものと裏側の汚いもののせめぎ合いの話だったとすれば、国際機関にもその話を当てはめろということになるだろうが、この時点でそういうことまで意識していたかは不明である。

そのウイルス関係を除けば意外に原作に近いので、これはこれでいいと個人的には思った。変にラブストーリーを作り込んでいるが、結果は同じというかさらに徹底させたようでもある。汚いものはさっさと死滅させてしまえという気にはさせられるが、同時に見ている側(男)の被虐嗜好を刺激するところもないではない。
映像的には、技術的なことはわからないが安っぽいのはわかるとして、わざとらしく作った色付き映像とか管内の視覚イメージとか美女2人のじゃれ合いなど退屈を紛らわす要素は入っている。タイトルのところで背景と一緒に、人物が媚を売るような姿でうねっと丸まるのはよかった。ちなみに途中で歌が入るのは、この頃のトンデモホラーでそういうのが流行っていただけのことと思われる。

登場人物としては、美女姉妹の容姿がこのレベルだと申し分ない(大変結構だ)。あの両親でこの娘では実子とも見えず、優良ブリーダーからでも入手したのかと思わせる。姉役は「歌う本格派女優」で妹役はグラドルという違いがあったらしいが、妹役の方は「口裂け女2」(2008)にも重要人物で出ていたのは知っている。ほかに母親役の播田美保という役者は、「口裂け女0 ~ビギニング~」(2008)では奇怪な女としかいいようがない容貌だったが、今回はわりと普通で超個性派女優という程度にとどまっていた。
この監督の作を褒めるつもりは全くないが、今回は特に気に障る箇所もなかったのでそれなりの点をつけておく。2点くらいかと予想していたが倍増した。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 4点(2020-09-19 13:29:20)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 4.00点
000.00%
100.00%
2125.00%
3125.00%
4125.00%
500.00%
600.00%
7125.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 0.50点 Review2人
2 ストーリー評価 3.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 4.00点 Review2人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 3.00点 Review2人
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