1.ボクシングで儲かって羽振りのいい生活をしていて、欲をかいて株とタクシー事業に全財産投資したら、恐慌が起きて無一文?バカな父親ですね。自業自得です。投資は余裕資金でやるもの。ボクサーという寿命の短い明日をも知れぬ仕事をしていて、かつ家族を抱えていれば数年分の生活費ぐらいは貯金しておくのが当たり前。全く同情の余地無しで、冒頭から呆れてしまいました。こんなバカ男を夫や父に持った家族が哀れでなりませんでした。まあ蒸発せずにナントカ家族を養ったというのは最低限の責任を果たしただけで、こんなんでは感動はできない。失業手当もらって練習続けながら、金メダルとった野口みずきの方が立派です。じゃあスポ根としてはどうか?元々実力あった選手が、まさに怪我の功名でチャンピオンになるというしょうもないストーリーで、これなら、昨今のスポーツニュースでよくやっている懸命なリハビリによる復活(ロッテのジョニーのような)の方が感動します。力のない人間が努力して強くなるというロッキーと比較するのは論外で、ロッキーに失礼です。 唯一よかったのはラッセルクロウの顔が以前のパンパン顔ではなかった事かな?役作りでもしたんでしょうか?まあ、食うのに困ってる人間がパンパン顔では困るんですが。