1.歳をとったクリクリが、5歳の頃を振り返る物語にもかかわらず、大半が彼女の知らない所で起きている出来事なので、「彼女の想い出」というには無理がある・・・。「クリクリの父親と、友人の想い出話」なら納得できるのですが・・・。そもそも、今作の「ストーリーテラー」である彼女は、この一番の想いでから何を得たというのか・・・?。初恋の相手と結婚できた事を伝えたかったのか・・・?。この物語をクリクリが語ることの意味に、イマイチ要領を得ることが出来ない。・・・しかし、以上を除いた内容は素晴らしく、お金では買えない「心の豊さ」が暖かく描かれた良い映画でした・・・。