1.《ネタバレ》 医学的な正確さを問う気はさらさらないのですが、「セックスしまくってオンナにする」っていう発想が笑えます。そういう意味でももちろん、人物設定もストーリーも全てが「トンデモ」映画です。しかし、演じている人々は皆(当たり前だが)大真面目。これがまた笑えます。演出もいかにもこの監督らしい。ただ、世の中には半陰陽で死ぬほど苦しんでいる人々がいるであろうことを考えると、こういう作りで本当にいいのか? という気もします。まあ、そういうのを抜きにすれば、ご都合主義のポルノまがいなバカバカしい三文映画ってとこですね。世の中、もっとバカバカしい映画もたくさんあるので、別に存在意義まで問う気はありませんが。