14.《ネタバレ》 こりゃいかんです。 造り手側との相性の悪さを実感しました。 登場人物達の思わせぶりなセリフにイライラさせられる。 特に三ツ矢の独白のようなセリフの中身の無さときたら嫌になっちゃう。 空中戦シーンも盛り上がりにかけるしで自分にとっては良いとこ無しでした。 (函南がティーチャーに墜とされるシーンってヒコーキあんなふうに飛べないよね) |
13.《ネタバレ》 テーマは悪くないと思うのですが、淡々として盛り上がりに欠けました。原作未読なので、そちらを読んでいればまた違ったのかもしれません。戦争をする理由として、平和を実感するため、というのも説得力に欠けるような気がしました。クローンと言っても人を殺す背景にはもっと残虐な思惑や私欲があっておかしくないと思いますが、淡々とした世界ゆえに、この理由が機械的にぴったりな冷やかさなのでしょうか。 攻殻機動隊は好きなのですが・・こちらはあまり好みではありませんでした。 【abbey】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2010-09-27 10:37:17) |
12.押井作品にしては明快でわかりやすかったけれど、内容はいつもの終わりなき日常を淡々と描いたもの。 観ているこっちも、なんだか淡々と観終わってしまいました。 【Trunk】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2010-05-19 17:35:09) |
11.《ネタバレ》 嫌いじゃないが、面白くはない。 やはり、オチがちゃんとあれば最後にすっきりするが、あっさり終わりすぎ。 まあ、こういう世界の日常をたんたんと描き、微々たる変化を読み取れということかな。 【きいろくま】さん [DVD(邦画)] 4点(2010-05-01 12:19:36) |
10.いやー、つまらない。 絵は綺麗なんだけど、ストーリーが駄目で、キャラクターに魅力がなく、鑑賞中に眠気が襲ってきました。 避けるが吉。 【ぬーとん】さん [DVD(邦画)] 4点(2009-10-12 23:35:46) (良:1票) |
9.空のドックファイトはなかなかの迫力でした。でも、戦闘をやってることや、やってる人たちに対する説明が薄くて、なにが言いたいのか良く分からなかった。どこかで、現代の無気力な若者を揶揄しているというような論評を読んだ記憶がある。制作者の狙いが本当にそうであっても、予備知識なしに観たら、そんなテーマを感じられる人は少ないと思う。この監督の癖である自己完結気味な長い台詞まわしが無くてホッとしたけれど、やっぱりどこか観る人を置いてけぼりにする特徴は変わっていない。ちなみに、草薙水素という名前は同じ監督の某ポリスものの主人公と一文字違いなんだけど、なにか関係があるんでしょうか? 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2009-09-18 02:04:47) |
8.本作は、世界観を共有できるかどうかで評価が全然違うと思う。 戦争の背景が全く語られず、淡々と物語が進行し、たまに空中戦シーンがあり、置き去りにされた感覚があった。 見応えがあるのは、飛行機が空を飛ぶシーンが綺麗なところだけだと思う。それだけは評価に値する。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 4点(2009-08-08 23:50:18) |
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7.映像としては良く出来ていると思うけど、話が単調で退屈。 30分もあれば終わるような話をタバコ吸ったり、酒を飲んだりしながら無理矢理2時間引っ張ったような感じです。 伝えようとしていることは理解できるけど、映画として成立させるにはもう少し盛り上がりがないと辛いですね。 オチに対するヒントも過剰で、かなり早い段階で気付きます。 台詞でも言っちゃってるくらいなんで隠すつもりもなかったんでしょうけど、物語の裏に隠しておいて、ラストシーンで…というのが良かったんじゃないでしょうか。 それでも、無駄なカットを削ぎ落として短編として編集し直せば、味のあるいい作品になるかも知れないけど。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 4点(2009-06-19 12:09:43) |
6.登場人物があまり魅力的ではなく、戦う目的も語られないため、 まったく感情移入できないまま物語が進みます。 特にヒロインの感情の見せ方が不自然(かつ演技酷すぎ)で不快感すら覚えます。 これでも押井作品の中ではましな方なのでしょうが、 純粋にエンタメ作品として評価すると、この点数(4点)となります。 【バグってハニー】さん [DVD(邦画)] 4点(2009-04-27 00:27:09) |
5.《ネタバレ》 人は記憶と意識によって定義される。身体がなくなっても、記憶と意識が残れば、その人は生きているのだし、逆に、身体は全く健全でも、記憶と意識が別のものになってしまえば、それは別の人だ。そして、その記憶と意識が数十年という限界を持っていると意識するとき、それを愛おしく思う強い気持ちが生じる。「ブレードランナー」のレプリカントは、その有限性をさらに圧縮された存在であった。その生き様からは、短縮された生の輝きが強烈に伝わる。・・・・・「キルドレ」は逆に、その生の有限性から解放された存在だ。永遠の生を与えられた彼らの日々の生活は、当然、惰性となり、輝きを失う。だから、彼らは戦闘での死を敢えて選ぶ勇気を持とうとする。その時、日々の生活は輝きを取り戻すのだ。空でティーチャーに遭遇したとき、彼らが必ずそれに挑むのは、生の充実を求める衝動に突き動かされてのことに違いない。・・・・と解釈できるかなと思うけど、この映画を見て、死を選んだ函南から、生の輝きは伝わるだろうか。むしろ僕には、押井は、この作品を通じてを死を弄んだだけのように思われた。・・・・それにしても、「こども」「大人になる」「kill father」とか、後半は、ヱヴァンゲリヲンを見ているようだった。・・・・子どもは煙草を吸ってはいけない。(こんなに煙草を美味しそうに吸うシーンが何度も、何度も出てくる映像は、反社会的である。10年前に苦労してやめた煙草をまた吸いたくなってしまったではないか。) 【王の七つの森】さん [DVD(邦画)] 4点(2009-03-01 16:10:32) |
4.NHKでも特集されていましたし割と評価が高かったので、レイトショーで見に行きましたが、私には合いませんでした。キルドレがただ「ショーのための戦争」のために存在しているとしても(だったらなおさら?)、自分の存在の根拠をさぐる葛藤と言うか、内面の揺れ動きを伝えて欲しい。しかも「子ども」と言うよりは簡単にセックスしたり、いつもタバコを吸っていたり、やや疲れた大人みたいで、こういう描写で作者は何を伝えたかったのでしょうか。そして意図的だと思いますが、全体にトーンが暗すぎる。作者の「哲学」はある種感じるが、生きることの喜びや勇気にはつながりません。音楽は評価出来ます。また、主人公の外観が、コブクロの小渕さんに見えてしょうがなかった。 【ワンス・モア】さん [映画館(邦画)] 4点(2008-08-28 23:46:38) |
3.《ネタバレ》 兎に角、声を担当している役者達を如何にかして欲しいと思いました。意図的にやっているとはどうしても思えないほど、感情の起伏の表現が下手です。菊地凛子と加勢亮の二人がその中でも郡を抜いて酷い。役者を起用する方も、演じる方ももう少し考えて映画を作って欲しいと切に思いました。 昔ながらの戦闘機を用いた空中戦の迫力は一見の価値ありです。逆に言えばそれ以外は別に面白いと感じませんでした。 【民朗】さん [映画館(邦画)] 4点(2008-08-20 01:28:30) (良:2票) |
2.イノセンスが面白かったので行ってみました。相変わらずの押井作品って感じですが今作はアクション(動き)が特に少ないように思い、時が経つのが恐ろしく長く感じました。内容は、一回見ただけじゃ正直よく分からんです。子供連れのお父さんが3組くらい入ってたけど、終わった後子供に「わかんなーい」「つまんなーい」と言われていました。無理もありませんよ。やっぱり映画館で見るのは分かり易い映画にかぎるのかなー。 あと、草薙の声ひどすぎ。 【Kの紅茶】さん [映画館(邦画)] 4点(2008-08-05 17:50:10) |
1.《ネタバレ》 空中戦のシーン、特に撃墜シーンなどは大変きれいでそれだけで見る価値はあると思います。 ただし、押井印の映画としては出来は良くないほう。原作付きの映画において原作どおりのストーリーにする必要は全くないと思っているのですが、原作から変更した草薙の扱いについて疑問があるので点数は低め。 現在の閉塞的な社会情勢に対するメッセージを、と監督が言っていましたが、わかりやすくするためだけに魂を売ったのか?押井監督らしくもない、という感じです。 【修某】さん [映画館(邦画)] 4点(2008-08-03 01:35:44) |