ジャッキー・コーガンのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ジャッキー・コーガン

[ジャッキーコーガン]
Killing Them Softly
2012年上映時間:97分
平均点:4.78 / 10(Review 27人) (点数分布表示)
公開開始日(2013-04-26)
サスペンス犯罪もの小説の映画化バイオレンス
新規登録(2013-04-18)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2017-08-05)【+】さん
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監督アンドリュー・ドミニク
キャストブラッド・ピット(男優)ジャッキー・コーガン
スクート・マクネイリー(男優)フランキー
ベン・メンデルソーン(男優)ラッセル
ジェームズ・ガンドルフィーニ(男優)ミッキー
リチャード・ジェンキンス〔男優・1947年生〕(男優)ドライバー
レイ・リオッタ(男優)マーキー・トラットマン
サム・シェパード(男優)ディロン
ギャレット・ディラハント(男優)エディ・マッティ(ノンクレジット)
山寺宏一ジャッキー・コーガン(日本語吹き替え版)
桐本琢也ラッセル(日本語吹き替え版)
天田益男ミッキー(日本語吹き替え版)
小島敏彦ドライバー(日本語吹き替え版)
魚建ジョニー・アマート(日本語吹き替え版)
脚本アンドリュー・ドミニク
撮影グレッグ・フレイザー
製作ブラッド・ピット
製作総指揮マーク・バタン
ボブ・ワインスタイン
ハーヴェイ・ワインスタイン
配給プレシディオ
美術パトリシア・ノリス[衣装](プロダクション・デザイン)
衣装パトリシア・ノリス[衣装]
ヘアメイク辻一弘(ブラッド・ピットのメイク・コンセプト・デザイナー)
その他ギャレット・ディラハント(スペシャル・サンクス)
ベラ・ヒースコート(スペシャル・サンクス)
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4.《ネタバレ》 ヤバイ奴らが運営する地下の賭場を襲うことに決めたチンピラ2人組。かなり杜撰な計画は奇跡的に成功するものの、ドラッグにだらしない相棒が酒場でつい口を滑らせたことから、常に冷静沈着な殺し屋ジャッキー・コーガンが2人の元へと忍び寄る。楽勝で大金が稼げたことに浮かれていた彼らだったが、一転して自業自得の窮地へと追い込まれてゆくのだった。一見、そんなオーソドックスな犯罪ドラマと見せかけながら、実はブッシュ政権末期で破綻した経済至上主義政策に翻弄されるアメリカ社会を暗喩的に描いたクライム・サスペンス。とにかく、一本の映画としてみればあまりにも稚拙と言わざるをえません。タランティーノの映画に出てくるエピソードの一つとして検討されながら、ぎりぎり採用されなかったようなお話をなんとか引き伸ばして90分の映画へと無理やり成立させたような退屈極まりない作品でありました。NYからやって来るアル中の殺し屋も、恐らくどうしようもない駄目男のトホホ感をタランティーノっぽく漂わしたかったのだろうけど、完全に失敗しています。そして、肝心の暗喩のほうも上手く機能しているとは到底言いがたい安易な代物。お年を召しても相変わらずカッコいいブラット・ピットや、レイ・リオッタが殺されるシーンでのスローモーションを多用した凝ったカメラワークとかはなかなか良かっただけに残念です。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 4点(2014-01-28 06:12:16)
3.《ネタバレ》 チンピラが賭場を襲って金を強奪し、雇われた殺し屋(=ブラピ)が落とし前を付ける。クライムサスペンスの体裁だけど、特ににハラハラもドキドキもしない。どぎついバイオレンスシーンはあるけど、どちらかと云うと淡々と、こぢんまりとストーリーが進む。
通常、ビジネスの失敗は金で解決します。たくさん払わされたり、あるいは払ってもらえなかったり。でも、本作の業界では命で払わされたりする訳ですが、映画の世界では見慣れた光景なので何をメッセージしているのかが読みにくい。原題の「Killing them softly」は経済社会で人を葬るときに使われる言葉のような気がします。リストラとか左遷ってことです。本作の「落とし前」もそれと同じ感覚ってことなのかな。
「アメリカは国じゃない、ビジネスだ」という台詞は印象には残ります。「国」は国民を守るための仕組みだけど、仕組み自体に「弱肉強食」が組み込まれているという意味だと思います。だけど、それは別にアメリカだけの話じゃない。それなりに経済が発達している国なら、どこも同じですよね。よく分からん作品でした。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2014-01-28 00:41:36)
2.つまらない。要所要所で使われる曲程度に、会話にもう少しスタイリッシュさがあれば違ったのだろうが・・・
最後の台詞「アメリカは国じゃない、ビジネスだ。さっさと金よこせ!」だけは良かったw
あきぴー@武蔵国さん [DVD(字幕)] 4点(2014-01-02 14:48:02)
1.《ネタバレ》 私も、宣伝に騙されてブラピ主演のギャング映画だと思って見たクチです。劇中、大統領演説がやたら繰り返されることから「どうやらこれは政治経済を扱った映画のようだ」ということに気付き、そこから頭を切り替えて何とか大枠は把握したのですが、それでも細部までは理解できないまま映画が終わってしまいました。日本の配給会社が本作の売り出し方に困り果てたことは容易に想像がつくのですが、それにしても、もう少し誠実な売り方はできなかったのでしょうか。。。
賭場=サブプライムローン、賭場の主人=サブプライムローンを扱っていた金融機関、賭場の客=なけなしの金を巻き上げられた米国の一般市民、強盗=サブプライムローンの証券化というインチキ商売で米国国民の富を奪っていたウォール街の住民達、マフィアの幹部=事態の収拾にあたった米国政府、私が読み取れたのは以上の情報のみ。強盗の一人が犬を飼っていたことや、ジェームズ・ガンドルフィーニ演じる高給取りの殺し屋が口先だけで無能だったことなど、意味があるのかないのかよくわからない小ネタも多く、何とも釈然としない内容でした。。。
日本の配給会社の手落ちは置いとくとして、それでも本作は間口が狭すぎる映画だと思いました。サブプライム問題の原因と影響、さらには米国政府の対応についての細かな知識がなければ何を言っているのかが分からない内容であり、ほとんどの観客は置いてけぼりにされてしまうのです。史上最大の金融危機をマフィアの抗争に置き換えるという切り口は面白いものの、作り手の方向性が完全に間違っています。本来、この映画は「金融って何?サブプライムって何?」という人がサブプライム問題の概要を理解できるように例え話を用いるべきだったのに、いろいろと作り込み過ぎた結果、高度な知識がなければ映画の内容を理解できないという本末転倒な事態となってしまっているのです。。。
さらには、監督の力量不足も感じました。本作は会話劇で、動いている場面がほとんどないのですが、この会話がちっとも面白くないのです。タランティーノがいかに優れた監督であるかが、本作を見ればよくわかります。さらには見せ場も少なく、本作で見るべきものと言えば、強面レイ・リオッタのヘタレ演技と、凝りに凝ったレイ・リオッタの死にっぷりのみ。要は、レイ・リオッタ以外に見るべきものがないのです。
ザ・チャンバラさん [ブルーレイ(吹替)] 4点(2013-10-16 02:52:13)
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【点数情報】

Review人数 27人
平均点数 4.78点
000.00%
113.70%
2311.11%
327.41%
4414.81%
5725.93%
6622.22%
7311.11%
813.70%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.00点 Review2人
2 ストーリー評価 3.80点 Review5人
3 鑑賞後の後味 4.00点 Review4人
4 音楽評価 6.50点 Review4人
5 感泣評価 2.00点 Review1人
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