2.《ネタバレ》 トム・マッカーシー監督作。
彼の過去の監督作「扉をたたく人」や「WIN WIN」を見ても監督としての実力は確かなものがある。
「WIN WIN」でコメディのセンスも実証済み。そこに本作はファンタジーの要素を加えてきました。
靴と変身、それがもたらすドタバタは確かに面白かったのですが、
冴えない靴職人だけど善人。こういう主人公にあそこまで罪を犯してもらいたくなかったし、
悪党どものカネを騙し取れ!大作戦あたりまでにしておけばもっと痛快で楽しいコメディになったと思います。
また、やたらと靴職人を心配し世話を焼く隣の床屋の主人。彼の正体も残念ながらあまりにも分かり易すぎましたね。