1.《ネタバレ》 言葉の通じない少女とのサバイバルムービーであり、娘を亡くした男と両親を亡くした少女との感動的な絆の物語でもあるのですが、なんていうかそこまでこちら側に熱いものが伝わりきれませんでした。滅びゆく恐竜の時代に設定した意図も結局汲み取れなかったし、もしかしたら深い哲学的な意味合いがあるのかもしれないけれど、そういったことは鑑賞中に気付かせてほしいものです。意図があったのならですが。
伏線回収があったのは良かった。毒の花や高熱の温泉とか手笛とか。ちゃんとそれらが後後に役立つ展開は好きですね。
恐竜とのバトルはジュラシック・シリーズでこれでもかっていうくらい観てきているので、いまさら感は拭えないけど、そこをあえて恐竜をチョイスしたのなら、もうちょっとジュラシックとは違ったものを見せてほしかったかな。はい。