禁じられた遊び(2023)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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禁じられた遊び(2023)

[キンジラレタアソビ]
2023年上映時間:110分
平均点:3.67 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
公開開始日(2023-09-08)
ホラーサスペンス小説の映画化オカルト映画
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タイトル情報更新(2023-12-18)【イニシャルK】さん
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監督中田秀夫
キャスト橋本環奈(女優)倉沢比呂子
重岡大毅(男優)伊原直人
ファーストサマーウイカ(女優)伊原美雪
堀田真由(女優)平丘麻耶
倉悠貴(男優)柏原亮次
長谷川忍(男優)大門謙信
猪塚健太(男優)黒崎邦明
MEGUMI(女優)野田修子
清水ミチコ(女優)村田サチ
新納慎也(男優)川崎
諏訪太朗(男優)サチの夫
原作清水カルマ「禁じられた遊び」
製作TBS(映画「禁じられた遊び」製作委員会)
東映(映画「禁じられた遊び」製作委員会)
TBSスパークル(映画「禁じられた遊び」製作委員会)
ジェイ・ストーム(映画「禁じられた遊び」製作委員会)
毎日放送(映画「禁じられた遊び」製作委員会)
企画平野隆
プロデューサー平野隆(プロデュース)
宇田川寧(協力プロデューサー)
配給東映
特撮浅野秀二(VFXプロデューサー)
照明水野研一
あらすじ
郊外のマイホームで幸せな日々を送る伊原家に突然の悲劇が降りかかる。妻の美雪が交通事故で絶命してしまったのだ。夫・直人の元同僚でフリーの映像ディレクター倉沢比呂子はニュースを見てそのことを知る。彼女は葬儀をきっかけに伊原家を訪れるが、そこで見たのは庭の盛り土に向かって一心に呪文を唱える長男・春翔の姿だった。そして、それ以来比呂子の周囲で不気味な出来事が起こり始めるのだった。 清水カルマの同名ホラー小説を、「リング」を始め数々のホラー作品を送り出してきた中田秀夫監督がメガホンを取り映画化。
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主演は橋本環奈さん。ジャパニーズホラーで今最も引く手あまたの女優さんでしょう。可愛らしい顔立ち、高すぎない身長、ほどよい演技力(皮肉ではなく褒めています)。ホラーで重宝されるのも頷けます。美しい顔が恐怖に歪む様は、楳図かずおの恐怖漫画から抜け出して来たかのよう。さらに言うなら本作の演技プランは今までになく「盛り盛り」でした。何と言いますか「やってんな」という感じ。本来なら過剰な演技はマイナスですが、本作のテイストには丁度いい。そうトンチキホラーには、これくらい癖が強くないと負けてしまいます。ファーストサマーウイカさん、シソンヌ長谷川さんらバラエティ畑で活躍されている役者さんの好演も本作のトンチキ加減に拍車をかけていました。みんな発注どおり「やってんな」と。それはそれで悪くありません。
超能力を拠り所とする心霊現象という点で中田監督の出世作『リング』と類似設定を有する本作。しかしながら受ける印象はまるで正反対です。片や本格ミステリーホラー。片やトンチキホラー。これは物語の骨格の違いによるものでしょう。「呪い」をアカデミックに解釈したかの作品に対し、本物語の災は「浮気疑惑の揉め事」と「子どもの我儘」に集約されました。程度が低く、かつ傍迷惑。これは聞き分けの無い子どもが悪いのではなく、諫めない、叱れない父親が悪い。子が母親に生きていて欲しいと願うのは当然の話で、のこのこ生き返ってくる母親が悪いのです。しかも子を心配するでもなく、夫の浮気疑惑に執着するなんて筋違いも甚だしい。潔く死になされ。これがホントのモンスターペアレントでした。
騒動に対するオチの付け方は詰まるところドリフの爆発オチと同義。エピローグの脈絡の無さや節操の無さも含めて、つくづくトンチキだなあ思う訳です。『事故物件 恐い間取り』『“それ”がいる森』そして本作と、ここまでトンチキホラーを連発されるとむしろ清々しく、逆にアリなんじゃないかと思えてくるのが不思議です。もはや中田流トンチキホラーとして確固たる一ジャンルを築いた感さえあります。これは皮肉ではなく、わりと本気で感心しています。
目隠シストさん [インターネット(邦画)] 4点(2023-12-13 22:26:59)
1.正直、微妙でした。中田秀夫監督最新作、原作は清水カルマ氏による話題のホラー小説ということで少しだけ期待していたのですが、自分的には残念ながら恐さは感じられませんでした。

公開中の作品なのでネタバレなしで取り敢えずレビューしますが、そもそも原作と同タイトルの「禁じられた遊び」からして疑問でした。名作中の名作と同名なだけに余計にそう感じてしまったのかも知れませんが、何か作品内容にそぐわない様に思えてなりません。

そのあたりは観ていただくしかないのですが、個人的には恐くない上に意外性の感じられない展開でしたし、特殊効果等の演出面ではジャパニーズホラーより欧米ホラー的に感じた場面も多々あり、もっと日本的な恐さを前面に出していただければと思ってしまった次第です。もっとも、今や何が欧米オリジナルで何がジャパンオリジナルかなどという境界はないのかも知れませんが。

鑑賞後、いや鑑賞中から最も印象的だったのはファーストサマーウイカさんの熱演。素晴らしかったです。今後の御活躍に期待です。

それにしても、鑑賞当日の観客数は少な過ぎました。公開直後なのに。ジャパニーズホラー、頑張って欲しいです!

(追記)
「エロイムエッサイム」少年の唱える呪文。何とも懐かしく思えてしまう我が世代。「悪魔くん」実写版も不気味だったけれど、原作漫画は恐かったなぁ…。その後の他作でも登場しているらしいですが、どうして本作にこのヘブライ語(諸説あり)を採用したのか?謎過ぎます。懐かしさのあまり甘くなってしまいました。再考の結果4点献上に変更します。(うち1点はウイカさんに献上)
タコ太(ぺいぺい)さん [映画館(邦画)] 4点(2023-09-26 14:45:50)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 3.67点
000.00%
100.00%
200.00%
3350.00%
4233.33%
5116.67%
600.00%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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