6.上映される映像・音声・ストーリー、俳優たちと彼らの演技、すべてが穏やかに美しく展開されて終わってゆく映画。 何も悪くは無いのだが何かが心に残る訳ではなく何が面白いわけでもない。 巨匠と呼ばれる市川監督の典型的な作品。以上。 【役者の魂】さん [地上波(邦画)] 4点(2017-04-07 04:22:51) |
5.二つの異なる場所での4人二組の会話の切り替えしが面白い。全体を暗くして人物あるいはその顔を照らすという舞台劇風演出も面白い。どうしても説明セリフが要るのでどうせなら堂々と説明しちゃえと思ったかどうかは知らんがそのための舞台劇風なのかもしれない。それとも能楽という題材を加味した演出か。にしても現実離れした画面の中でキャラが弱い。というか余計にキャラの弱さを際立たせている。こういったとぼけたキャラには盛り上げてくれるための脇を固めるキャラにも個性的に突出したものが求められるのだが、唯一の突出キャラが他作品からの借り物(一応名前が違うので別人のようですが)一人というのがなんともお粗末。 【R&A】さん [DVD(邦画)] 4点(2011-11-28 13:32:16) |
4.影を強調した独特の映像、細かな切り替えを使用する手法などは、紛れも無く市川崑監督作品そのもの。演出のテクニック自体は相変わらず魅力的だと思います。ただ、全体的には随分と“雑”だと思いました。「映画」を観ているというよりは、2時間TVサスペンスを観ているような感覚。(ナレーションが石坂浩二なので『渡鬼』風でもあり。)豪華なキャスト故につくりの安っぽさが際立ってしまった気がします。そして最大の謎は、何故「金田一シリーズの世界観」をそのまま引用したのかということ。これはホントに謎です。演出手法が同じですから、金田一シリーズと雰囲気が似通ってしまうのはしょうがないと思います。でも加藤武に「よし!分かった!」と言わせてはアウツ。監督は原作者が横溝正史氏であると本気で勘違いしていたのではないかと、疑いたくなります。犯人を推理するよりこの謎を解くほうが遥かに難解です。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2007-01-09 18:23:30) |
3.内田康夫原作を無理やり金田一シリーズに組み込んじゃったかの様な迷作です。観客も一部の原作ファンを除いて“それ”を期待して観に行ってしまった為、雰囲気だけのスカスカの中身に肩透かしを食らわされました。にしても、岸恵子さん、やっちゃったなぁ。ねらわれた学園の峰岸徹共々、後世にまで語り継がれる“トホホ”っぷりでした。 【よねQ】さん [映画館(邦画)] 4点(2006-07-30 15:50:33) |
2.まだ内田康彦の浅見光彦が今ほどブレイクする前ですよねえ。角川もよく決断したモンです。当時浅見シリーズが好きで天川によく遊びに行ったんで思い入れだけはありました。 【亜流派 十五郎】さん 4点(2003-09-27 19:16:09) |
1.財前直見のマユゲが太い&主題歌?を中森明菜が歌ってたぐらいの記憶しか残ってないぞ~。監督が市川昆だけに期待はしたのにな~。 【眼力王】さん 4点(2003-05-25 13:20:19) |