クジョーのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 ク行
 > クジョーの口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

クジョー

[クジョー]
CUJO
1983年上映時間:93分
平均点:6.00 / 10(Review 15人) (点数分布表示)
ホラーサスペンス動物もの小説の映画化
新規登録(2003-10-22)【へちょちょ】さん
タイトル情報更新(2007-11-30)【M・R・サイケデリコン】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督ルイス・ティーグ
演出コンラッド・E・パルミサーノ(スタント・コーディネーター)
キャストディー・ウォーレス(女優)ドナ
ダニー・ピンタウロ(男優)タッド
エド・ローター(男優)ジョー・キャンバー
ダニエル・ヒュー・ケリー(男優)ヴィク
クリストファー・ストーン〔1940年生〕(男優)スティーブ・ケンプ
ビリー・ジャコビー(男優)
ジェリー・ハーディン(男優)
原作スティーヴン・キング
音楽チャールズ・バーンスタイン
撮影ヤン・デ・ボン
アレクサンダー・ウィット(アシスタント・カメラ)
製作ニール・A・マクリス(製作補)
配給松竹富士
編集ニール・トラヴィス
スタントボブ・ヘロン
その他ニール・A・マクリス(ユニット・プロダクション・マネージャー)
あらすじ
うさぎを追いかけていたセントバーナード犬のクジョーが、コウモリにかまれ狂犬病にかかり、人を襲う! そんな事は知らずに、車の修理工場に訪れたトレントン親子までもがクジョーに襲われる事に・・・。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想(4点検索)】[全部]

別のページへ(4点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
2.原作至上主義ですから低得点なのです。この話、ホラーじゃないんです。恐怖じゃなく、絶望がテーマなんです。そこがわかってないから、ラストがあんなになっちゃうんです。特に今じゃ、キングが書いたラストを無視して原作以上の重圧感を引き出した『ゴールデン・ボーイ』という傑作があるので、無難なあたりに落とした本作の価値はなおの事激減しちゃったのです。
ぶっちゃけ、奥さん視点で描きすぎ。確かに、あまり窓から見えないクジョーは恐怖ではありますが…小説はそれで良かったけど、映像化するならクジョー視点(つまり車の外のカメラ)を増やすべきだったと思うっす。もうひとつは、旦那さん側の物語があんまり推理小説してない点がまずい。原作が持っていた「二つのジャンル《ミステリー》×《不条理パニック》という組合せが、どこまでも平行線を走って行く恐ろしさ」…これがない。小説での絶望感は二人が別の物語世界にいるために起こるものです。そこの原理を無神経に無視したんじゃ、狂犬クジョーの魅力も半減ですわ。
…とは言え、映画館で始めて観た時は感動したんですよ。それまで製作されたキング映画で、最も原作のムードに近かったからです。主人公一家の食卓にエーワンソースなんかの調味料がゴチャゴチャっと乗っかってる、普通さ、さりげなさ。この普通世界が捻れて行く所に、他のホラー作家が描かないキングの恐ろしさがあります。そういう意味ではかなり気を配って作られた映画でした。同時に、小説では膨大な文章を必要とする「普通の」生活描写を、さりげないワンカットで済ませてしまえる映画というメディアの性質が、「キングの原作は加工しないと映画らしい魅力を出せない」という大問題を教えてくれたワケですが…。
だから、クジョーにもっと「語らせる」べきだったと思うんです。『シャイニング』で、ニコルソンが狂った後も親父視点が多かったのは、キューブリックなりの計算の結果じゃないですかね。ま、オイラは『シャイニング』は『クジョー』より評価してませんけどね…。
エスねこさん [映画館(字幕)] 4点(2006-05-20 05:00:26)(良:1票)
1.原作小説と映画化作品を比べるのはルール違反と知りながらも、さすがにこれだけは落胆以外の何物も見出せなかった。スティーブン・キングの作品としては1、2を争う怖さを誇る原作だが、文章から喚起される想像の世界の恐怖感が、映像化されるといかに陳腐化してしまうかの見本を見せられているよう。もちろん仕方のないことなのだろうが、他のキング作品が比較的まともな映像化のされ方をしているだけに、もうちょっと何とかならなかったのかという疑問は残る。様々な不幸な偶然が積み重なって行く経緯に面白さがあるはずなのに、セントバーナードの巨大さだけが不自然にクローズアップされてしまい、しかもサメだのワニだの過去の映画に登場した巨大化生物と比べるとイマイチ中途半端な巨大さであるために、何をどう怖がったら良いのかわかりづらいという混乱を招いたように思う。B級ホラーとしてもせいぜい中の下レベルの映画だが、残念ながらB級に絶対的に必要なキッチュさも感じられない、箸にも棒にもかからない作品となってしまった。何にしても正しい目標レベルの設定は必要だと思う。
anemoneさん 4点(2003-12-13 12:35:51)(良:1票)
別のページへ(4点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 15人
平均点数 6.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4213.33%
5640.00%
616.67%
7320.00%
8213.33%
916.67%
1000.00%

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS