世紀の謎 空飛ぶ円盤地球を襲撃すのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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世紀の謎 空飛ぶ円盤地球を襲撃す

[セイキノナゾソラトブエンバンチキュウヲシュウゲキス]
Earth vs. The Flying Saucers
ビデオタイトル : 空飛ぶ円盤地球を襲撃す
1956年上映時間:83分
平均点:5.00 / 10(Review 12人) (点数分布表示)
SFモノクロ映画特撮もの
新規登録(2004-01-07)【鱗歌】さん
タイトル情報更新(2021-11-07)【イニシャルK】さん
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監督フレッド・F・シアーズ
キャストジョーン・テイラー(女優)
金内吉男(日本語吹き替え版【テレビ】)
富永美沙子(日本語吹き替え版)
相模太郎(日本語吹き替え版【テレビ】)
音楽ミッシャ・バカライニコフ
撮影フレッド・ジャックマン・Jr
製作チャールズ・H・シニア
製作総指揮サム・カッツマン
配給コロムビア・ピクチャーズ
特撮レイ・ハリーハウゼン(特殊映像&アニメーション効果)
その他ミッシャ・バカライニコフ(指揮)
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4.《ネタバレ》 序盤は言葉の説明が長いのでニュース映画のようだ。
はっきりしないが宇宙人は北極星から来たと思えばいいのか。劇中でたまたま捕獲した宇宙人が老齢であることが示唆され、パワードスーツの機能が老眼鏡とか補聴器のように思わされたのは意味不明だったが、個人的にはこれが日本の特撮TV番組「ウルトラセブン」第11話の元ネタになったのではと思ったりした。「我々の惑星は崩壊」したということの原因は、日本特撮なら核戦争で破滅したと説明して済ませるところだが、この映画では星の寿命で自然崩壊したイメージだったものか。
この映画で「世紀の謎」なのは、宇宙人が世界を相手にしているはずなのに何でワシントンに来るかということで、この疑問は観客だけでなく劇中人物も口にしていたので当時としても普通の感覚と思われる。博士が一応の見解を示していたが何か歯切れの悪い感じで、EARTHというよりアメリカ合衆国vs.侵略者という構図になってしまっている印象は確かにあった。ホワイトハウスが破壊される映画は見たことがあるが、ワシントン記念塔とか国会議事堂をわざわざ壊す映画は多くないのではないか。

映像面では、円盤の造形はジョージ・アダムスキー氏のデザイン(1952年発表)ではない、端正で正統派の空飛ぶ円盤である。円盤が飛んでいる場面で、手前の飛行機との相対関係で安定しないように見えるのは臨場感があった。宇宙人のスーツも素っ気ないデザインだが、円盤内で部屋の外から地球人を見ていた場面などはなかなか不気味である。
また戦闘場面では実写映像をうまく使っていたようで、実写のミサイル発射から命中まで直接つながる(ように見える)映像を作っていたのは新鮮である。攻撃された飛行機が墜落炎上する場面も実写だったが、死者が出た事故映像だったとすると面白がってもいられない。
全体としてそれほどの驚きも派手さもないが、大昔の特撮映画にしては悪くなく、特に期待しなければそれなりに見られるものと思われる。
かっぱ堰さん [DVD(字幕)] 4点(2017-10-07 20:23:03)
3.《ネタバレ》  特撮をまともに作ろうと努力したのだろうが、真面目にやりすぎて派手さがない。ストーリーも超ご都合主義でまともな映画になるわけないのに、普通の映画風に演出しちゃったもんだからB級としての突っ込みどころも少ない。
 東宝の特撮映画とどうしても比べてしまうわけだが、東宝の特撮は思い切りよく不自然でも勢いで作ってしまった感があり、B級の突っ込みどころ満載でいま見ても楽しめるのに対し、この映画は、ただたんに古臭い技術のない時代の映画としか見えず、当時はこんな感じだったんだね、という時代を感じる以外にあまり楽しめる要素がない。
 東宝の特撮の(いろんな意味での)素晴らしさを再確認できたのは収穫。
nobo7さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-08-06 01:44:03)
2.《ネタバレ》 中からこちらでは宇宙人が現れるのですが、

よくあるヌメッとしたデザインではなくロボットのような感じでして、

その後殺して捕獲したところ外はダースベーダーのような作りで、

中は干からびた本体が出てきました・・

冒頭からSF映画ではもう昔からのお約束のセリフが流れます。

これは他と違いうまかったです。

この物語のエピローグを語りながら主人公である博士に変わります。

博士もレコーダーに向かい語るのです。

レコーダーに録音された宇宙人のメッセージが後になってわかるのですが、

車を走らせるこれまたお約束の主役夫婦の車上を行き過ぎるUFO、

車すれすれに通り過ぎるさまは「未知との遭遇」

もちろんこちらのほうが元祖なのに怖くないので笑う・・

ふたつめによかったのが誘拐された博士の義父が脳に細工され、

地球人の行動が読まれてしまうところは斬新。

私が最近見たホラー映画のあるヒントに気づき、

お話にでもしようと思っていた脳のスクリーン。

いやぁ・・脳が停止するまでの5分の映像を映画の脚本にできないかと・・

昔のアイデアはすごいなぁと感心。

よかったのはこのふたつだけなのです。

予告でわりと時間をさいてもろ(見せ場)のように建物に突撃するUFOたち、

お約束で世界各地にいるはずのUFOですが逃げ惑う群集はあらゆる言葉ですが、

アメリカ国内しかもある地域しか映りません。



電磁波のようなビームを人類は残された時間で発明し、

攻撃するUFOを落とすのでした。

あら、ユラユラ~ヨロッ・・グワシーン!

と、次々に建物に突撃墜落するさまはレイハリーハウゼンの手作りならでは!

しかし・・脚本がチャチで突っ込みどころ笑いどころ満載。

展開が都合よく速すぎて最後はリゾート地で海水浴はポカーン。

この美しい星はわれわれのものだ!・・みたいなセリフ(最初の声)が流れます(汗)

たいていのSF古典はセリフで始まりセリフで終わるお約束は、

聖書ものの映画と同じですので神がかりだと言いたいのでしょう。

その点SWはセリフでは始まりますがあくまでも読ませるもので、そこがSWのお約束でいいです。

そしてやはり古典の王道を外していなかった「宇宙戦争」の勇気には拍手はあげたい。

アルメイダさん [DVD(字幕)] 4点(2005-08-10 12:39:22)
1.《ネタバレ》 円盤はいつもヌッと現れる。はるか彼方からやってくるのではなく、気が付いたときにはすぐ背後に迫っていて犬のようにまとわりつくのだ。小型の探査機も装備しているというのになんでそんなに近寄ってくるのか。この時代の侵略モノには共産主義者に対する漠然とした不安がその心理的背景あるというのはよく語られる視点だ。同年にはドン・シーゲル版[ボディ・スナッチャー]も公開されている。その文脈でいうと“アカはあなたのすぐそばにいるかもしれません”ということを直接的に表現したようにも見える。まぁ単に監督及びハリーハウゼンの空間把握がヘタクソなだけなのかもしれないが、円盤がまるごと近寄ってくるのはいくらなんでもリアリティを損なうこと甚だしい。いつも地上すれすれを飛ぶのは、地球製即席音波砲に打ち落とされなくては噺が終わらないという都合もあるのだろうが・・。しかしこの作品の魅力は“眼前の円盤”という扇情的な絵そのものにある。よっていいかげんさのみを問題にして斬り捨てるわけにもいかないのがやっかいなところだ。かように思いは多少乱れるのだが、それとは別にどうしても許せない点があった。エピローグは主人公の科学者が“軍に協力”し宇宙人を撃退した功績により表彰されるということを知らされにんまりして終わるのだ。ビーチで美人の女房と“これからお楽しみ”でエンドマークなのだ。宇宙の秘密の解明にはなーんの興味もないのだ。ヤツは名誉と女にしか感心がないのだ(私と同じだ)。アカの暗喩だろうがなんだろうが脚本にもうちょっとばかし深みがあっても誰も困らないと思うんだがね!
皮マンさん 4点(2005-03-16 17:50:14)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 12人
平均点数 5.00点
000.00%
100.00%
200.00%
3216.67%
4433.33%
518.33%
6216.67%
7325.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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