3.まず吹き替えにガッカリ。まるで韓国ドラマのようで不自然です。
どうしても日本人ならアニメを意識してしまう映画ですが、エンディングが違うという事を意識していたら、ほとんど同じ。でもDVDでは、もう一つのバージョンがあるようです。
ネロのキャラクターもアニメとは違い、コゼフさんに口答えしたり、画家になる野望が強すぎます。
おじいさんは都合よく死んでくれますし、パトラッシュの出番は落としたお金を拾う程度。
何も知らないで途中から、この映画を観た人が「フランダースの犬」と気付くことは難しいかと思います。
これだけ不満な点ばかり挙げて、4点献上なのは、どこか心の奥底で世界名作劇場の実写版を観たい気持ちがあったからでしょう。
ただ、この映画、一番やってはいけないのは風車小屋の火事の原因です。
このDVDはレンタルショップでも「キッズコーナー」に置いてあるものです。
火事の原因を理解出来ない子供に親は、どう説明すればいいのか、もう少し考えてもらいたいものです。