1.《ネタバレ》 とにかく殺人の仕方がひどかった。キャベツが切れたからといって、人間の首があっというまに切れるというくらいの、すんごい威力を持ったギロチンには見えなかったけれど、それでもなんかイヤ〜な空気が流れてきますね。そうそう、どなたか書かれていましたが、マジックという割には種明かしはとても単純で、気が抜けることしかり。そもそも超能力が認められたといっても、これで何が得られるのか、研究所に入れられて人間モルモットのように人体実験されて、それでもでっちあげの超能力なので、何の役に立つこともなくって、周囲からの白い目で自信喪失して精神的におかしくなるというのが関の山なはず。なんでまぁ、殺人まで……ねぇ〜って思っちゃったもので、犯人に感情移入することもなければ、コロンボ頑張れということもなく、さめざめと映画を見ておりました。だって、コロンボさん、あんなところで命張らなくてもいいじゃないですか。ドロクサすぎますです。