4.《ネタバレ》 体内を探索する隊員たちにしろ、
突っ込みどころは満載な行動を取るし・・
サスペンス的にもあまりにも裏切り者がわかりやすすぎ。
サッカーフランス代表のGKパルデス?そっくりです。
私としてはこの事故の被害者なる要人が、
なんのために襲われたのかその前触れか後日談を描くリメイク続編が観たい。
体内冒険映画としては映像的にはきれいでした。
もっと不気味な変な描き方をしているかと想像していたのですが、
まるで深海を浮遊する潜水艦といった感じで。
わりと真面目に描いていくのでなんだかNHK教育テレビを観ているよう(苦笑)
しかし後半のハラハラすること。
この勢いとスピード感は今のSF映画もお手本にしてほしい。
映像でせかすというのではなく脚本でせかすといった感じ。
ちいさな虫にも命があるというなんともいえない描写は、
ただ娯楽作を作ろうとしたとは思えない深さがあります。
最初のほうは説明的で多少だるいのですが、
後半は面白くてあっという間です。
子供のころ平気で虫とか興味を持っていじったり、
命の不思議さに考え込んだりと・・
童心を取り戻せるような気がしますね。
今ではテレビなどで一方的に難しいことは答えを出してくれるから、
考えようというプロセスがないんですね。