1.元刑事のおじさんと、不良な少女との交流を描いた内容。
ゆったりとした雰囲気のまま、ラストまでひた走る。
だけど、こういう題材は香港映画には向いていない気がする。
このジャンルなら日本か台湾の方が得意じゃないだろうか。
ゆったりとした作品と香港とは、相性が悪いと思うなぁ。
出てくるオヤジは喧嘩が強いという設定だが、強く見えないのも違和感の一つ。
香港映画は、昔はカンフー、いまならクライムサスペンスの印象強し。
少なくとも、私が見た範囲では。
もちろん、ウォン・カーウァイの様な、独自のスタンスもアリだが。