1.《ネタバレ》 ヒュー・オコナー演じるグレヤム・ヤングがリアルな人物で実話というのが納得できた。この作品を観賞するキッカケとなったのは少女が母親に毒を飲ませて重症という事件をニュースで見たからだ!!その少女がグレヤム・ヤングのファンで「毒殺日記」の愛読者だったのには衝撃的でした。この事件が起きる前にビートたけしが司会の世界丸見えテレビで特集をしていたのが凄く印象的で頭に残っていた。音楽が良いのと軽くブラック・コメディ風に製作しているところが評価できる。ただ、何度も見たくなる作品ではないだろう。終盤でのホラー的要素たっぷりの便器から手が出てくるシーンには寒気がした。ラストのダイヤモンドを削っての自殺は意外でよかった。だが、実際の事件では原因不明のまま迷宮入りらしいが・・・。とりあえず見る価値は十分にある作品。