《改行表示》15.《ネタバレ》 題名と最後の結末だけは知っていて、しかしなかなか鑑賞する機会に恵まれなかった本作、ついに観ることができた。 さすがに名作だけあってとても出来は良いと思うが、いかんせん異常なテンションとともに銀行強盗を行い、挙げ句の果てに警察官を殺しまくった主人公二人に同情の余地はない。気分が悪くなるのが普通の人の感覚ではないかと思う。またアメリカ人もこういう体質を好む人ばかりではない。 途中から出てくる脇役たちが良いアクセントになっているのは感心した。また撃たれる直前に二人が見つめあって笑顔を浮かべるというシーンは良いが、エンドが唐突すぎる印象。 それにしてもモスの父親像は誰を参考にしているのだろう? 【mhiro】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-08-07 20:36:35) |
《改行表示》14.《ネタバレ》 超久しぶりに再見。しかし終盤の銃殺場面を含め、まったく覚えていませんでした。記憶力の欠落を棚に上げて言わせてもらえば、とりたてて印象的なシーンがなかったことも一因かと。 お話としてはあまりにも有名ですが、インポな主人公の〝成長〟物語として見れば感動的でもあり、悲劇的でもあります。ただ本筋より気になったことが大きく3つ。 1つ目、当時のクルマは本当にあれほど簡単に盗めたのか。かなり高価なはずですが、野ざらし状態が多々。しかもキーとかロックとかもない様子。無防備すぎないか。 2つ目、やっぱり犯行の動機がよくわからない。当時は大恐慌時代で仕事もカネもなく、一攫千金を狙ったのはわかります。しかし偶発的とはいえ複数の殺人まで犯しながら、まったく反省することなく犯行を繰り返す心理が不明。もはやカネの問題ではなく、犯罪のスリルそのものを楽しむような描き方でした。だとすれば単なる異常者であり、少なくとも「義賊」ではありません。 3つ目、これは史実とないまぜですが、こういう主人公たちをもてはやす社会の風潮が恐ろしい。クソマジメなことを言いますが、どれほど自分が社会から虐げられたと感じていたとしても、銀行員や警察官を殺していい理由にはなりません。そんな当たり前のことを忘れさせるほど、大恐慌による不景気や社会不安は苛烈だったということでしょうか。 さて、好むと好まざるとに関わらず「成長」が止まったままの日本。大恐慌とまでは言いませんが、全員が貧しくなっていることは間違いありません。「俺たちに明日はない」のは、まさに今の若い日本人ではないかと。彼らがボニーやクライドにならないこと、またその登場を待ち望むような社会にならないことを願うばかりです。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-07-08 03:28:28) (良:1票) |
《改行表示》13.《ネタバレ》 強盗を繰り返した末に銃弾を浴びて死ぬ二人組。ほぼ同時期に製作された某作と同じです。実話が元になっている点でも同じで途中までは興味深く観られたんだけど、最終的な見応えはかなり違いました。アチラにはペーソスを覚えたけど、コチラは特に何も感じません。どこが違うのか。アチラは絶体絶命の状況にありながらオーストラリア(だったかな?)に次の夢を抱く。コチラは初めて男女の関係になった二人が自分たちの「更生」に夢を抱く。つまり「志」の方向性の違いです。「明日に向かって」と「明日はない」の違いと言っても良い。悪党とはいえ、一貫した生き様を覚えるアチラに対し、コチラにはコンセプトなど無かったことが良く分かる。マイノリティーな性向と欲求不満のはけ口で強盗殺人をやってた訳ですな。例えば、妻夫木が演じた悪人には共感できても、このストレートな悪人に共感するのは無理です。 製作後、半世紀近くを経ての鑑賞でした。リアルタイムで観ていれば(って、当時は幼稚園児だけど)違った意見を持ったのかも知れませんが、今の自分には価値を見い出せない作品でした。「タワーリング・インフェルノのおばちゃん」というイメージだったフェイ・ダナウェイが可愛く映ったことだけが収穫かな。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-06-29 01:48:11) (良:2票) |
12.《ネタバレ》 なるほど これからニューシネマが始まるんですね ちょっと敬遠していたのですがご縁に恵まれ鑑賞致しました。 正直思ったほど、じゃなかったかな 現代の観点から観るとそこまでないかも まぁ当時の状況考えたら そりゃぁモノスゴイ内容だったかとは思います 映画的な勉強にナリマシタ 【Kaname】さん [インターネット(字幕)] 5点(2011-02-13 09:53:16) |
11.軽い感じの音楽と、徐々に破滅に向かっていくシリアスな内容とのアンバランスさが面白おかしかったです。 【ちゃじじ】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-12-29 18:46:25) (良:1票) |
10.う~ん、好きな人は好きなんでしょう~ 公開当時としては結構衝撃的だったのかも..作品の内容は..何もない..まぁ~やってること自体が意味ない..からね~.. 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-06-16 16:48:32) |
9.衝撃のラストを迎えるだけの為に作られた映画でしょ?ラストの結末はあまりにも有名ですが、ラスト以外はあまり面白味が感じられなかった。この辺は古い映画なので仕方が無いところか、実は今回見るまで、主演がウォーレン・ビューティーとフェイ・ダナウェイだった事を知りませんでした。フェイ・ダナウェイって若い頃は綺麗な女優さんだったんですね!チョット、二コール・キッドマンに似ているかも? 【みんてん】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-05-31 23:49:03) |
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8.今から見ると、さすがに新鮮味には乏しい題材です。ラストも他のレビュアーさんたちが言っているほどには衝撃的ではなく、十分に予想の範疇内のような。 【K】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-05-30 16:00:56) |
7.時代背景を実感できないからか、理性なく犯罪を繰り返す主人公たちをまったく理解できなかった。感情移入できないので『ラストシーン』を見ても、ふーんまあそうなるのもしょうがないよなあというふうにしか感じられず、衝撃ではなかった。 【HK】さん 5点(2004-07-04 14:10:55) |
6.名作だと言われるけど、なんかたるいんだよな。 ラストも「イージー・ライダー」を通過しているせいか、衝撃はあまりない。うーむ。 |
5. いまいち、主人公たちに感情移入できないまま終わってしまった。5人が中心で話しが進んだので、テンポが悪いように感じた。こういう映画に必要な壮快感がありませんでした。好みが分かれるところだとは思いますが、「明日に向かって撃て」に軍配をあげます。 【映画の味方】さん 5点(2004-01-19 20:30:44) |
4.《ネタバレ》 ただただ雰囲気を味わって終わり。ストーリーはだらだらしている。見所はラストだけ。ただ本当に素晴らしく印象に残るラストだ。当時の若者がデートで見るようなファッション的価値のあった作品かもしれない。フェイダナウェイを見た後じゃ、自分の彼女がブサイクだったことだろう。 【ぷりんぐるしゅ】さん 5点(2003-12-18 07:47:10) |
《改行表示》3.月並みですが、ラストのガガガガシーンの印象がすべてです。 あれ、撃たれる前に一瞬二人が眼と眼で通じ合うーかすかにUm-色っぽい、芝居をしますが、あの一瞬の静とそのあとの豪快なシーンとの対比がね。でも「明日に向かって撃て」などと同様、こういう無軌道な小悪党主人公物映画は、好きな映画じゃない。 【あばれて万歳】さん 5点(2003-12-12 14:59:57) |
2.名作と言われているものの良さを分からなかったとき、とてもレヴューし辛いです(笑)。個人的に好きな話しではないので、あんまりコメントしたくないのが事実。タイトルは斬新でインパクトがあると思う。若いということの苦さ(?)も伝わってきました。でも……暗い。 【もちもちば】さん 5点(2003-12-10 03:05:59) |
1.軽い作りが好みではないです。似たような時代に作られた「明日に向かって撃て」は好きです。 【チャベス】さん 5点(2001-11-11 16:10:43) |