1.《ネタバレ》 配役がもう一つ地味で少々不安ですが、意外と見れます。結構良くあるストーリーです。最初の30分ほどはパンク野郎のドラッグ文化を永遠と見せられるので、一体なにと思いますが、1時間後ぐらいから物語が見えてきます。過去の経緯と現在とを交互に見せながら設定を説明していく手法なのでしょう。主人公は殺された妻の復讐のため、殺した相手に近づく手段としてタレコミ屋をしているのですが、その設定がわかるまで時間がかかり過ぎ、間延びしてしまうのがこの映画の欠点。結構万人受けする設定なので、主人公もパンク野郎にせず、普通の中年男にした方が悲哀さが出てさらに良くなったように感じます。