7.《ネタバレ》 ドキュメンタリーをアニメーションでやる。しかも、かつてない手触りの画風。モチーフは中東紛争、サブラー・シャティーラ事件。ワタシには新味たっぷりの本作。観終わった今、正直、創作多国籍料理を食べたあとの納得して良いのか分からない、あの割り切れない気持ちでいっぱいです。なんか、いろいろと残念なオレですみません。 【なたね】さん [DVD(字幕)] 5点(2014-10-20 11:56:18) |
6.悪くはない、悪くはないが..映画としての訴える圧力、説得力を感じない..そして、世の中には、もっと悲惨な戦争体験をした兵士は、ごまんといる..たかが..と言っては語弊があるが、あの程度で記憶を無くすか?..疑問である... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-02-11 15:09:10) |
5.ラストでいきなり実写が来たからビックリするって。でもアニメの動きは好きなので全部アニメで勝負してほしかった。 【ベルガー】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-03-09 21:51:18) |
4.《ネタバレ》 レバノン侵攻に従軍した元兵士が、心の奥底に封印された虐殺の記憶を探し求めて知人を訪ね歩くという筋です。本作は終盤の3分を除き全編特徴的なアニメーションになっていて、妄想を帯びたあいまいな記憶の残像と鮮明な現実感の両立に成功しています。砂塵を上げ砲撃する戦車や、砲弾により破壊しつくされた廃墟でのた打ち回る馬など、超現実的と言えるほどの不気味なリアルさがあります。ただアニメーションはFlashを使ったパソコンゲームのような質感であり、人を選ぶ映像だと思います(単純に好みの問題だと思いますが、私は苦手でした)。特筆すべきば冒頭、野良犬が街をさまよい、やがて黒い一群となってビルの隙間を疾駆するシーンで、『犬狼伝説』のエンディングの続きを見ているかのような錯覚を覚えました。+1点で5点献上。 【さめがい】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-11-28 22:26:34) |
《改行表示》3.《ネタバレ》 ■「戦場の失わた記憶を取り戻す」というシンプルなストーリーながら、アニメーションと音楽でしんみりとした雰囲気はよく出ている。夜のシーンや海のシーンは、色を減らすことで上手く引き込んでいる。 ■しかし、いくら実話とはいえ「照明弾打ってた」ではインパクト弱すぎ。なら少なくとも「そこにいただけにもかかわらず心に大きな傷を負った理由」みたいなのをきちんと描くべきだろうけど、そういうのをカットして種明かしで終わりじゃダメ ■しかもラストだけ実写に頼るとか、アニメーションでやるなら最後まで勝負しなさいよ 【θ】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-05-27 23:43:25) |
2.《ネタバレ》 クオリティが高いとは言えないが味のあるドキュメンタリーアニメーション…と言いたいところだが、実際動かなすぎて視覚的に退屈になってしまっている。後は、ひたすらナレーションを読むばかり…。結局写真の映像が一番衝撃的になってしまっているので、アニメにした意義も見えにくい。話題性を高めて、より多くの人に伝えるっていう意味では成功しているとは思うが、題材の伝え方はあまり巧いとは思えなかった。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-05-20 01:04:53) |
《改行表示》1.「曖昧な記憶をたどる」ドラマと、「くっきりはっきり」細部まで鮮明なタッチのアニメーションは違和感、大である。主題と形式が噛み合っているように見えない。シンプルに黒くつぶした人物の影が記憶の暗部を仄めかすのは了解するが、描画の細密さが逆にイメージの広がりも損なっているように思う。輪郭をぼかしたノルシュテイン風のタッチこそこの映画にはふさわしいのではないだろうか。動画が抑制的である上、技法的必然性が感じられないこともあって、総じてアニメーションとしての印象度は薄い。結果的に実写のインパクトを強調するための便宜的な引き立て役として機能してしまうのだから、尚更だ。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕)] 5点(2010-02-08 19:32:33) |